
屋根修理の必要性と定期調査を解説!知っておくと得する情報
これまでの記事の中でも屋根の重要性については記述されてきていますが、改めて屋根というものがどんな環境下で使用されており、どれだけ必要なものなのかを認識していきましょう。
目次
一番過酷な環境下にある屋根には多くの負担がかかる
まず、屋根は家の一番上の部分にあたる部分のことで、「屋内への雨や日の光の侵入を防ぐ役割」をもっています。
屋根があることによって屋内が雨で濡れることがないようになっていますが、屋根自体は雨風に常にさらされている状態にあり、一番過酷な環境下で使用されていることがわかります。
雨や風だけでなく、太陽からの直射日光を直で受けていることから、太陽光線に含まれている赤外線や紫外線にもさらされていますので、否が応でも劣化が進みやすい部分となるでしょう。
塩害や雨風などの自然現象から台風などの自然災害
太陽の光や熱、雨や風、海の近くにある家であれば塩害といった自然現象が屋根に掛かる負担となることは前述の通りですが、屋根には天敵とも言える自然災害もあります。
近年の日本では、大雨による被害や台風での突風などによって屋根が飛んでいってしまったり、雨漏りの原因を作ったりするような事例が数多く存在しています。
ただそこに建っているだけでも自然現象に晒されているわけですが、そこに台風や豪雨などがやってくると経年劣化によって屋根が朽ちていたりすれば大きな打撃になってしまいます。
結果として雨漏りが発生したり、棟が崩れてしまったりするようなことが出てきますので、屋根に掛かる負担がどれだけ大きいのかは想像に難しくないでしょう。
また、それだけ過酷な環境下にある屋根だからこそトラブルに見舞われた時には迅速な対応が必要にもなってきます。
大事な屋根だからこそ定期調査や屋根修理が必要になる
家の重要なパーツとなる屋根だからこそ、何かあった時にはすぐさま修理をすることが必要になってきますし、年数が経過していれば定期調査もさらに重要度が増してくるでしょう。
屋根にトラブルが発生してしまうと、住んでいる環境に悪影響を与えてしまいかねませんし、相当な不自由を感じることになります。
大事な屋根だからこそ定期調査が必要になってくるわけですが、その定期調査が必要な理由は「部材の耐用年数や寿命」が大きく関係してくるからです。
屋根も他の物と同じ耐用年数や寿命がある
家電製品であれば、10年使えれば御の字と言われているように屋根にも使い続けることのできるおおよその年数があります。
もちろん建っている場所の環境の違いや使われている材質の違いによっても差は出てきますが、屋根も家電製品などの他の物と同じように寿命があることを知っておきましょう。
耐用年数や寿命があることを知っておくことによって、メンテナンスをする時期の目安にもなりますし、家を長持ちさせることもできるようになります。
屋根の定期調査や修理をすることで家は長持ちする
台風などの自然災害による被害がなかったとしても、経年劣化が発生してきますので定期的な屋根の調査は必要になってきます。
人間が1年に1回は健康診断を受けるように、どこかに異常はないかを早期に発見することができますので、生活に支障をきたす前に修理をすることができるメリットが定期調査になります。
また、屋根の修理が必要になっているにも関わらず放置していると、雨漏りだけの問題に留まらずに漏電や家の崩落を招く可能性がありますので、必ず屋根の修理をするようにしましょう。
定期的な調査と修理をすることによって、家はベストな状態を保つことができるようになり、より長持ちさせることができます。
健康寿命は家にもありますので、定期健診や修理を惜しまずにやっていきましょう。
屋根の材質による耐用年数の目安
屋根に使われている材質は、家の外観にも影響を与えることから厳選している方が多いでしょう。
日本家屋であれば瓦屋根が多く使われていますし、洋風な家ならばスレートを使っているのがほとんどです。
家だけでなく倉庫を金属屋根にしているところもあるかもしれません。
それぞれの材質によって耐用年数が変わってきますので、ご自宅などで使われている屋根の材質と照らし合わせて見てみると良いでしょう。
スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根の場合
スレートとは、表面を塗装することによって色合いを様々に変更することができたり、塗料によって雨が染み込むのを防いでくれるようになっています。
塗装されていることが前提になりますので、定期的に再塗装をしてあげなければなりません。
まったく塗装のメンテナンスもしない状態であれば、「20年」が限度となるでしょう。
しかしながら、再塗装をしてあげたりメンテナンスをしてあげることによって耐用年数は「30~35年」と伸びてきますし、その際にカラーリングを変更したりすることもできる場合もありますので、心機一転させることもできるかもしれません。
瓦屋根の場合
昔から建っている家であれば、「和風」な家が多く、その家の多くは「瓦屋根」を使っています。
瓦にも種類があり、以下のものがあります。
- 粘土瓦
- セメント瓦
- コンクリート瓦
「粘土瓦」を使っている場合であれば、そのほとんどが「メンテナンスフリー」となっており、「40~50年以上」そのままで使うことができるようになっています。
「セメント瓦」の場合は、メンテナンスをしていなければスレート屋根と同様に「20年程度」になり、メンテナンスをすることによって「20年~30年」と伸びてくるようになります。
「コンクリート瓦」もセメント瓦と同じくらいの耐用年数となっており、ノンメンテナンスは「20年程度」メンテナンスをしていれば「20~30年」は保たれるように作られています。
「セメント瓦」と「コンクリート瓦」は瓦自体を保護するために塗装をしてあげなければなりません。
金属屋根の場合
金属屋根は、現在「ガルバリウム鋼板」にメッキ加工を施して使用されているものがあり、メッキにマグネシウムを含むものと含まないもので分かれています。
マグネシウムを含むものの方が含まないものに対して3倍程度の耐久力があると言われており、家を建てる際にメッキにマグネシウム入りを選んだ方も少なくないでしょう。
しかし、メンテナンスをしていなければ当然のように劣化をしてしまいますので、耐用年数は「15~20年程度」となってきてしまいます。
そこでメンテナンスをしてあげることによって耐用年数は「40年以上」になってきますので、メンテナンスの必要性が増してくるのがわかります。
屋根の寿命についてもっと詳しく知りたい方はこちら【屋根に使用される素材の種類とそれぞれの寿命】
新築から10年で定期調査をするのが目安になる
新築で10年経過したくらいでは屋根に不具合が生じることは滅多にありませんが、10年でメンテナンスをするというのは、屋根だけでなく他の部分も同時に見ることによって、現在の状況を知ることができるからです。
点検をしておくことで、何か問題があれば早めに交換したり修理することができますので酷くなる前に適切な状態に戻すことができます。
自分の目で見るなら1年毎がおすすめ
自分自身の目で屋根を見るというのは難しいかもしれませんが、下から目視による点検をしたり、梯子で少し登って見てみたりする程度でも構いません。
どこかおかしいなと思うことがあれば、自分の手で直さずに業者の力を借りるほうがいいでしょう。
あくまでも見ておくというのが、早期発見の近道になりますので1年に一回程度見てみましょう。
業者に点検してもらうなら5年毎がベスト
築年数が経過してくると、定期調査の重要度が上がってきますので、新築のころのようにはいきません。
できるのであれば、5年毎に業者に本格的な点検をしてもらって屋根の状態を把握しておくことをおすすめします。
雨漏りしている場合は放置しないで早めの修理や点検をしよう
定期調査をすることによって、不具合を早めに発見して早期修理をすることができますし、雨漏りをしている場合は早めに修理をすることで家を長持ちさせることができます。
屋根も消耗品となってきますので、耐用年数を把握してできるだけ長持ちさせることができるように、メンテナンスを欠かさずに行っていくようにしていきましょう。
雨樋/屋根の修理を依頼する
業者の中には悪徳なところもありますので、しっかりと信頼できる業者へ依頼しましょう。
Kurashiの救助隊では悪徳業者・詐欺に遭わないためのポイントも紹介しいていますので、参考にしてみてください。
【そこ悪徳業者じゃないですか?】頼む前に確認しておきたいポイント!
・kurashiの救助隊
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