屋根修理

屋根修理にかかる日数はどれくらい?周囲への配慮も忘れずに!

「家の修理は10年単位でするといい」と言われていますが、屋根に関しても例外ではありません。

もちろん屋根修理は頻繁に行うものではありませんが、修理の際は適切な処置をしなければ屋根が傷んで逆効果。結果として家全体の寿命を縮めることにもつながります。

本記事では、屋根修理の3つに焦点を当てて解説していきます。

  • 屋根修理の修理と方法
  • 周囲への配慮の仕方
  • 信頼できる屋根業者選びの方法

マイホームの屋根修理を検討する際の参考にしてください。

雨漏り修理にかかる作業

雨漏り

屋根修理のほとんどは雨漏りによるものですので、まずは雨漏りについてご紹介していきます。雨漏り修理の作業は、下記の6つに分けられます。

  1. 現地調査
  2. 足場を組む
  3. 屋根修理
  4. 外壁工事
  5. 内装工事
  6. 雨漏り修理の際にするその他の工事

一つずつ詳しくご紹介していきます。

1.現地調査をする

見聞きしただけでは屋根の状態はわかりませんので、まずは現地で調査を行います。隣家との間隔、屋根の勾配などは実物を見てみなければわかりません。

また、家の持ち主からすると説明する必要ないだろうと思っていたことが、修理を簡単にも難しくもさせることがあるのです。
ですので、まずは実際に現地に赴き、現場を確認するのが最初の作業となります。

具体的には、目視で確認、散水して雨漏りの状況を確認します。調査の結果「どの部分を」「どのように」修理するのかを提案します。調査終了までは、長くても丸1日が目安です。

2.足場を組む

足場

屋根修理は高所作業ですので足場を組み立てます。一般的な2階建ての家であれば、足場を組むのに1日はかかるでしょう。足場を組んで修理を行うことのメリットは、作業にムラがなくなり、均等な品質で仕上がること。

反対にデメリットととして、足場の資材搬入や組み立てに時間がかかり、作業代も発生します。スキルに自信のある業者では足場を組まずに、上から吊るして作業を行うところもあります。

3.屋根修理

屋根

雨漏り修理は、掃除と同様に上から行います。雨漏り箇所の状態や原因、屋根に使われている素材によって下記の修理内容から選択します。

  • 葺き替え
  • 葺き直し
  • カバー工法
  • 塗装
  • 防水コーキング

屋根以外が原因の場合は、もちろん屋根修理は必要ありません。

4.外壁工事

外壁

雨漏りと聞くと、原因は屋根だと思うかもしれませんが、実は外壁が原因となることもあるのです。外壁の雨漏りの原因は、目視で確認しやすい特徴もありますが、実際に雨漏りするまで気づかないことの方が多いようです。

外壁工事の主な修理内容は、以下の通りとなります。

  • クラック補修
  • 外壁再塗装
  • 外壁の張替
  • サッシのコーキング剤の打ち替え

5.内装工事

外側から水の侵入を防いだら内装工事にかかります。内装工事は、主に下記の3つがあります。

  • 天井クロス
  • 天板の張り替え
  • 天井の補修

天井の補修は部分と全体があり、全体補修だと日数がかかります。内装工事までしないという選択もできますが、放っておいてもカビの原因と匂いの発生にもなりますので、雨漏り修理の際は内装工事も合わせて検討しましょう。

6.雨漏り修理の際にするその他の工事

雨漏り修理

雨漏り修理は、

  • 出窓やベランダ、バルコニーなどの出っ張った箇所
  • 増改築した箇所は継ぎ目
  • ひび割れ

から雨漏りしやすくなっています。

特にベランダやバルコニーは、排水口から浸水している場合、修理に要する日数が多くなります。排水口が詰まって水が流れず、水漏れが起こることもありますので、定期的に清掃するようにしましょう。

その他の屋根修理にかかる工数

屋根修理

雨漏り以外の屋根修理にかかる工数について見ていきましょう。

  1. 屋根の葺き替え
  2. 棟板金の交換
  3. 漆喰補修
  4. 瓦葺き直し
  5. 屋根塗装
  6. 雨樋交換

もちろん屋根の傷み具合、予算、工期(日数)により修理方法は異なりますが、参考に見てみてください。

1.屋根の葺き替え

既存の屋根を撤去して、新しい屋根材に交換します。屋根材が廃盤になっている場合も葺き替えをすることがあります。屋根材の下にある土台も修繕、交換しますので、雨漏りを根本から解決したい場合に有効な方法です。

屋根修理の中では工期が長く、7~15日ほどかかります。

2.棟板金の交換

棟は住宅の最も高い位置に取り付けます。棟板金の下の貫板も傷んでいることが多いので、あわせて修繕・交換をします。

屋根修理の中では比較的簡単で、工期は1~2日です。

3.漆喰補修

瓦屋根は定期的に漆喰補修も必要です。漆喰は部材同士の隙間を埋める役割を果たしており、漆喰が剥がれると隙間から浸水し、雨漏りの原因となるでしょう。

補修作業は、古い漆喰を取り除いてから新しい漆喰を塗りこみます。漆喰補修には専用の工具、熟練の技術が必要で、厚みにムラがあると崩れやすくなります。

工期は1~3日と短めですが、費用は割高に感じるでしょう。

4.瓦葺き直し

瓦葺き直しは、既存の屋根材を再利用したまま葺き替え工事並みの耐久性が得られます。また、費用も安く抑えることができます。工期は通常の葺き替えよりも短く、7~10日ほどで済ませられます。

5.屋根塗装

屋根材は、美観を保つためや、防水処理、屋根全体の保護を目的として塗装をしています。屋根材を放っておくと、経年による塗装皮膜の劣化で、自然環境からのダメージを受けるのです。再塗装を施しますので、屋根を一度洗浄してから塗装に入ります。

塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本ですので、工期目安は10~15日ほどとなります。

6.雨樋交換

雨樋は、屋根から流れてくる雨水を地下に流すための設備のこと。経年により破損したり、定位置から外れることもあります。また、落ち葉やゴミが詰まって流れないこともあります。

雨樋交換は、既存の雨樋を外し、新しいものを当てがい、長さを合わせて取り付けます。施工自体も簡単であるため、工期は1~3日くらいです。

屋根工事中に雨が降ったらその分工事期間が延びてしまう

雨が降る

屋根工事に雨は天敵。雨が降って放置すると、屋根の下地が水を吸収し、朽ちやすくなったり、カビの原因となります。そのため雨が降ってきた場合は、すぐに作業を中止し、ブルーシートで修繕箇所を覆って雨水が触れないようにするのです。

また、雨で屋根の上が滑りやすくなっており、作業を続けると非常に危険なであるため、中止せざるをえないのです。作業が中止になれば、その分日数が伸びてしまいます。

悪徳業者は雨でも平気で作業を続けるが危険や手抜き工事につながる

悪徳業者は設備をレンタルしていることが多く、日数が伸びると設備のレンタル料がかかるため、早く終わらせようとします。
雨の中でも作業をするため、施行後しばらくするとカビが生えることも。また、そもそもが手抜き工事であるため、雨漏りが再発することも考えられます。

結果、再びリフォームを依頼することになり、余計に費用がかかるでしょう。保証をしてもらおうと連絡をしても、「保証内容に該当しません」と相手にされなかったり、最悪連絡すら出られなくなることも十分ありえます。

屋根修理はご近所さんへの配慮も必要

近所挨拶

屋根修理は工事とも考えられますので、「騒音」「粉塵の飛散」が起こります。もちろん作業中業者は、防音や粉塵飛散を防ぐネットを張る等の環境的な配慮、修理が必要な箇所を見極め、正確でスピーディーな作業を心がけてくれます。防音や粉塵の発生を最小限に抑える人的な配慮もあります。

しかしそれでも近隣住民に迷惑がかかってしまいますので、工事前は近隣住民に一声かけておく方がいいでしょう。

安心して屋根修理工事を受けるには信頼できる業者選びが必要

住宅に関する知識や情報がなければ、悪徳業者に当たってしまうこともあります。悪徳業者に当たると、工数も長くなったり、高額な請求をされてしまうリスクがあります。

kurashiの救助隊では、お客様から安心してご依頼いただけるよう、修理内容を細かくご説明し、納得していただいてからご契約させていただきます。

また、必要最低限の日数で、迅速にご対応させていただきます。

ご不明点はその場で質問していただければすぐにお答えさせていただきますので、安心してご利用していただけます。

また、kurashiの救助隊では火災保険の無料サポートも行っていますので、初めての申請でお困りの方でもご相談ください。お見積もりから申請など、工事完了まで責任を持ってサポートさせていただきます。

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