屋根修理

屋根修理の費用と相場を徹底解説!実は火災保険にも適応しています

屋根の修理にかかる費用は業者によってもバラバラ。同じような内容の修理はなく、修理の種類や使う材料によっても費用が大きく変わります。

局所的な修理であれば、数千円ほどで済む場合もありますが、屋根全体を改修しなければいけない場合は数百万円ほどかかることもあります。

屋根の修理は決して安くはないため、業者の見積もり金額が正しいのかどうかを判断するために、費用の相場は知っておくのは非常に大事。また、屋根修理にかかる費用を抑えるために火災保険を利用する方法もあります。

今回は、屋根修理にかかる費用の具体的な相場についてや、火災保険での屋根修理費用を削減する方法についてご紹介していきます。

屋根修理費用の相場

費用の相場

屋根修理にかかる費用の相場を見ていきましょう。

  1. 雨漏り修理
  2. 屋根リフォーム
  3. 瓦のめくれ・ズレ・割れの修理
  4. 棟の修理
  5. 付帯部分の修理
  6. 屋根塗り替え

屋根の修復作業は足場の設置が必須ですので、足場の設置・解体費用も含まれます。事項から様々な屋根修理にかかる費用をご紹介していきますが、すべて足場の設置費用も含んだ金額です。

1.雨漏り修理にかかる費用の相場

雨漏り

屋根修理の中でも最も多いのが雨漏りの修理です。原因や劣化範囲の広さなど千差万別ですが、規模別に分けると以下の通りとなります。

  • 規模:大(雨が降れば複数箇所から水滴が落ちてくる)・・・50〜250万円
  • 規模:中(天井から水滴が落ちてくる)・・・30〜60万円
  • 規模:小(天井にシミが出てくる)・・・20〜40万円

大規模になると屋根内部の下地まで修復しなければいけないため、全体的な工事が必要になります。また、中規模は表面に加えて下地も傷んでいる状態となり、小規模は屋根表面の部分処理で済む場合となります。

2.屋根リフォームにかかる費用の相場

屋根リフォーム

屋根リフォームは、大きく3つの方法に分けられます。

  • 葺き替え・・・150〜200万円
  • 葺き直し・・・100〜200万円
  • カバー工法・・・100〜150万円

葺き替え工事は瓦自体を新しいものに交換することを言います。下地が傷んでいれば同時に交換も行いますので、150〜200万円ほどの費用が必要になります。

また、葺き直しは元の瓦を再利用しますので、下地の補修で済む場合もあります。葺き替えよりも安く済ませられるでしょう。

カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根を作って全体を覆ってしまうことを言います。屋根の中にアスベストが入っている場合は処理費用がかかりますので、カバー工法で覆う方法が採用されます。下地の補修が必要ありませんので、費用の相場は100〜150万円ほどとなっています。

3.瓦のめくれ・ズレ・割れの修理費用と相場

瓦のめくれ

屋根の表面には瓦やスレートなどで覆われていますが、台風などの強風によって劣化し、めくれ・ズレ・割れなどが発生します。屋根の主要部分ではありませんので、他の部分と比べて修理費用を抑えることができます。

  • めくれ・ズレ・割れ・・・15〜30万円
  • 屋根瓦消失の対応・・・15〜30万円

修理する範囲や材料のグレードによって大きく変動します。

4.棟の修理費用と相場

棟

屋根の頂点や谷の部分である「棟」の修理費用は、長さや屋根材によって大きく異なります。

  • 棟板金の修理・・・20〜40万円
  • 棟瓦の積み直し・・・20〜30万円
  • 漆喰の塗り直し・・・20〜30万円

5.付帯部分の修理費用と相場

屋根瓦

住宅の外壁と屋根以外の部分である付帯部分の修理費用の相場は以下の通りとなります。

  • 雨樋の交換や修理(一部)・・・15〜20万円
  • 雨樋の塗り替え・・・20〜35万円
  • 雨樋全体の交換・・・30〜60万円
  • 軒天の修理・・・10〜30万円

屋根の裏側や屋根の機能をサポートする付帯部分の修理費用は、全体工事でも60万円以下で済む場合がほとんど。小規模であれば10〜20万円で済むこともあります。

6.屋根塗り替えの修理費用

屋根塗り替え

屋根の塗り替えは屋根表面を洗浄・補修してから再塗装することを言います。

  • 塗り替え(全体)・・・50〜100万円

修理をするより、定期的なメンテナンスとしても考えられます。再塗装は10年前後で必要と考えておきましょう。工事の期間は10〜15日ほど必要です。

定期調査しておけば、修理しなくてもすむ!?

 

屋根の修理は火災保険で対応できることもある

火災保険

ここまで様々な屋根修理費用をご紹介してきましたが、実は火災保険を利用すれば無料で修理ができる可能性があります。火災保険の中には風災と呼ばれる補償があり、保険会社に認められれば保険金を受け取ることができるのです。
ただし風災と認められるほかに、次のような条件もあります。

  • 屋根修理が必要だと判断されてから3年以内であること
  • 修理費用が20万円以上であること
  • 本人が申請すること

これらの条件一つでも当てはまらないものがあれば、保険金を受け取ることができません。業者によっては「絶対に保険金が出ます」と言ってくるところもありますが、その場合は信用しない方がいいでしょう。

保険が適用できるのかどうかを判断するのは保険会社ですので、修理業者は「絶対に」とは言えないはず。はじめから無料と行っている所ではなく、きちんと調査をした上で判断してくれる業者を探すのがベストです。

風災とは

そもそも風災とはどのようなものなのか気になった人も多いのではないでしょうか。風災とは、台風や強風、大雪など支援災害によって受けた損傷のことを言います。具体的な損傷内容は、次の通りです。

  • 雨漏り
  • 棟板金の浮き
  • 釘やビスの浮き
  • 屋根材のズレや割れ
  • 漆食の崩れ
  • 雨樋の損傷

特に多いのは台風の強風によって瓦がズレて雨漏りが発生すること。雨漏りを放っておくと家全体にダメージを受けてしまいますので、早急に対応した方がいいでしょう。

火災保険を悪用する業者も存在するため注意が必要

悪徳業者

屋根修理は必要な資格がないため、商売がしやすいとも言えます。一般の方が屋根に上がることはありませんので、修理業者が騙そうと思えば騙しやすい環境でもあり、注意が必要です。

  • 訪問販売で屋根の上に上がらせてくださいと押しかけてきた
  • 火災保険を使えば絶対に無料で修理ができると言うチラシが入っていた

火災保険に限らずトラブルで最も多いのは訪問販売によるもの。「このまま放っておけば取り返しのつかないことになりますよ」と言って高額な修理の契約を迫ってくるところも少なくありません。訪問販売では契約しないようにしましょう。

また、火災保険を使えば無料で修理ができると書いてあるチラシにも気をつけてください。先ほどもご紹介したように、火災保険が使えるかどうかはいくつものも条件をクリアする必要がありますので、絶対に無料になる保障はありません。

無料になることを謳い文句に宣伝している業者は悪徳業者である確率が高いと言えるでしょう。

適正な価格で屋根修理をしてくれる業者を選ぶ方法

業者

屋根修理は技術が必要であるため、どのような作業でどれくらいの費用がかかるのか不透明であることも多いでしょう。悪徳業者も少なくない業界ですので、どこにお願いすればいいのか迷う人も少なくないはず。

適正な価格で屋根修理をしてくれる業者は、以下のポイントを抑えて確認しましょう。

  • 見積もり内容の詳細をきちんと説明してくれるか
  • 見積もり金額が相場と大きくズレていないか
  • 値引き額が不自然に大きくないか

まずは見積もり内容がきちんと説明してくれるかどうか見極める必要があります。適正な価格を提示している業者であれば、質問にもしっかり応じてくれます。また、本記事でご紹介した相場と見積もり金額が大きくズレていないかどうかも確認する必要があります。
悪徳業者は大きく値引きをし、いかにもお得にしているように見せかけているところもたくさん存在するため、値引き額が不自然になっていないかも確認しましょう。

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kurashiの救助隊では、お客様から安心してご依頼いただけるように、修理内容を細かくご説明し、納得していただいてからご契約させていただきます。

ご不明点はその場で質問していただければすぐにお答えさせていただきますので、安心してご利用していただけます。

また、kurashiの救助隊では火災保険の無料サポートも行っていますので、初めての申請でお困りの方でもご相談ください。お見積もりから申請など、工事完了まで責任を持ってサポートさせていただきます。

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