「残業や夜勤があり毎日クタクタ…。」「子どもがいるから時短勤務をしたい。」と思う看護師の方は多いのではないでしょうか?
私は3年目で現在の職場に転職しワークライフバランスを実現しました。そこで今回の記事では、ワークライフバランスに悩む看護師のために「ワークライフバランスを整える働き方」について解説します。
この記事を読めば理想の働き方が見つかります。看護師歴9年目の私が現場のリアルな情報を基にまとめました。ワークライフバランスを整えたい方はぜひ最後までお読み下さい。
看護師によくあるワークライフバランスの悩み

残業がつらい
情報収集のための前残業、定時を過ぎても記録、入院の対応など毎日2〜3時間の残業をする病院が多いです。特に急性期病院では検査、手術、緊急入院など目まぐるしく1日が過ぎていきます。夜遅くに帰宅し何もやる気が起きないということが多々あります。
東京医科大学の研究グループによると、長時間労働は心身のストレスに直接関係ないとする研究結果がある一方で、その先の睡眠時間の短縮や、食生活がが心身の健康に間接的に関連しているという研究結果があります。

看護師をする前は定時で仕事を終わっていたので大変だと感じました💦
不規則勤務で予定が合わない
病棟看護師は土日、お盆、年末年始など関係なくシフト制の勤務となっています。さらに二交代夜勤、三交代夜勤と夜勤勤務あり、不規則勤務がゆえに友人や家族と予定が合わせにくいです。そのためプライベートの満足度が下がってしまいます。
家事、育児との両立が困難
残業で保育園のお迎えが間に合わない、土日に子どもをみてくれる人がいないなど子育て中の看護師の多くは両立が困難なり、退職する人も多くいます。そんな先輩の姿を見ると若手の看護師もキャリアプランが描きにくいのも現状です。
看護師が今の職場でライフワークバランスを両立するための工夫
現在の職場で仕事とプライベートの両立ができないか考えます。
シフトの相談をしたり、自分の優先順位(家庭・収入・キャリアなど)は何か一度ゆっくりと考えてみる時間をとることもおすすめ。
例えば新人看護師であればスキルを身につけることが優先となれば少し仕事を頑張る時期かもしれません。その中でも息抜きができるよう、休日は友人とリフレッシュするなど自分なりに工夫しましょう。
結婚し家庭がある人家族と家事・育児の分担をするなど協力体制を整ることも良いかもしれません。

新人看護師の頃は慣れない業務もあり忙しかったですが、同期と飲んだり、旅行したりとリフレッシュすることも大切にしていました✨
ワークライフバランスを重視した看護師の働き方の選択肢

今の職場でワークラフバランスがとれない人は一度働き方を見直してみるも良いかもしれません。
看護師の働き方は病院の常勤だけでなく様々な場所や雇用形態があります。
こちらの表にまとめてみました。

病棟
主に急性期・回復期・慢性期と分けられ入院患者の全身管理、検査、処置、投薬管理などを行います。
メリット
・幅広い知識・スキルが身につけられる
・教育体制が整っている職場が多い
・キャリアアップや認定看護師への道が開けやすい
デメリット
・残業:多め
・シフト制:夜勤があり生活リズムは乱れやすい
外来・クリニック
医師の診療の補助、採血・点滴・検査介助、患者への説明などを行います。
メリット
・日勤のみ
・残業が比較的少ない
・患者は比較的軽度、急変対応は少ない
デメリット
・給与水準は低い傾向
・医師主導の業務が多く、スキルの幅は広がりにくい
・小規模のため人間関係に左右されやすい
訪問看護
利用者の自宅へ訪問し、バイタル測定、服薬管理、医療処置、在宅療養のサポートを行う。
メリット
・利用者とじっくり関わることができる
・日勤中心で夜勤なし(オンコールはある場合あり)
・在宅医療の専門性を身につけられる
デメリット
・急変時に一人で判断・対応する必要がある
・移動が多く天候に左右される
・オンコールがある場合は拘束感がある
介護施設(老健・特養など)
入居者の健康管理、服薬、処理(吸引・褥瘡ケアなど)を行う。
メリット
・夜勤なしや少なめの施設も多い
・医療処置は限られ負担が比較的軽い
・高齢者とじっくり関われる
デメリット
・医療スキルは維持しづらい
・急変時に医師が不在で責任が重く感じられる
・給与水準は病棟より低い傾向
企業看護師(産業保健師・企業医務室など)
社員の健康管理、健康相談、健診結果フォロー、衛生委員会の活動などを行う。
メリット
・日勤のみ、土日祝休みが多い
・残業が少なくワークライフバランス良好
・給与水準は比較的高め
デメリット
・求人が少なく倍率が高い
・臨床スキルはあまり活かせない
・デスクワーク中心で物足りなさを感じる人も
健診センター
健診や人間ドックでの採血、心電図、問診、内視鏡介助などを行う。
メリット
・日勤のみ、土日休みが多い
・定時退勤しやすい
・医療処置は限られるため負担が少ない
デメリット
・給与は病棟より少なめ
・単調な業務が多くスキルアップには不向き
・検査件数が多いとスピード重視で疲れることも
看護師として働くうえで優先順位が重要
始めにもお伝えしましたが、ワークライフバランスを考える時に重要なことは優先順位です。
スキル、家庭との両立、給与などどれも完璧な職場は稀です。
自分が今一番大切なものは何か?を重視することで働き方の選択肢が変わります。
独身の頃であれば「学びの時期」ととらえスキルアップに集中するのも良いですし、子育て中の人は今は「家庭が優先」と割り切る必要もあります。
給与についても大病院、夜勤もあると収入も多くなりますが負担も大きく、自由度も下がることも。その分クリニックや施設などは給料は控えめでも生活の安定を得やすいです。

私は終わりのみえない残業がとにかく嫌だったので残業のない職場に転職しました!
結果プライベートな時間も増えQOLが上がりました✨
まとめ

ライフステージによって悩みや課題は異なります。自分の価値観に合った働き方を選び、無理なく続けられる環境を整えることが大切です。
職場選びや生活の工夫をして看護師としてのやりがいとプライベートの充実を両立させましょう。
この記事を書いた人

りこ
社会人から看護師免許取得。
医療業界15年以上の経験から広い視点で看護師の働き方、転職情報などを執筆。


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