夜勤なしで定時に帰れて、子どもの行事にも合わせやすい職場ってないかな…
そんなときに候補に挙がるのが保育園看護師ではないでしょうか。「子どもが好き」「病院よりのんびり働けそう」というイメージを持っている方も多いと思います。
私は病棟で働くママ看護師として、夜勤あり・夜勤なしの両方を経験し、「給料」と「子どもとの時間」の間でずっと悩んできました。その目線で、保育園看護師の働き方を詳しく調べてまとめました。
この記事では、保育園看護師の仕事内容・1日の流れ・給料と、「きつい」と言われる理由を解説します。
結論、保育園看護師は定時で帰りやすく、子育てと両立しやすい一方で、給料は下がりやすく、看護師が1人だけというプレッシャーもある職場です。「今は収入より時間を優先したい」という時期のママ看護師に向いています。
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保育園看護師はママに向いている?向いていない?
保育園看護師に向いているママ看護師の特徴
保育園看護師は、次のようなママ看護師に向いています。
- 子どもがまだ小さく、定時で帰りたい:保育園は開所時間が決まっていて、シフトも日勤のみです
- 土日・祝日に休みたい:日曜・祝日は休みの園が多く、家族と休みを合わせやすいです
- 子どもと関わるのが好き:病気の治療ではなく、子どもの成長と健康を見守る仕事です
- 自分の子育て経験を活かしたい:保護者の不安に寄り添える経験は大きな強みになります
子どもの体調不良で呼び出されたとき、同じように子育て中の職員が多い職場だと「お互い様」の空気がありがたいですよね。
保育園看護師に向いていないママ看護師の特徴
一方で、次のような方には合わない可能性があります。
- 給料を下げたくない:病棟と比べると、年収は下がりやすいです
- 採血や点滴などの手技を維持したい:医療処置はほとんどありません
- 看護師同士で相談しながら働きたい:看護師は園に1人だけのことが多いです
「スキルが落ちるのが不安」という方は、将来病院に戻る予定があるかどうかも含めて考えておくと安心です。
保育園看護師の仕事内容と1日の流れ
保育園看護師の主な仕事内容(健康観察・けが対応・保健指導)
保育園看護師の主な仕事は、園児の健康を守ることです。
- 健康観察:登園時の顔色や機嫌、体温のチェック
- けが・体調不良への対応:応急処置、保護者への連絡、お迎えの判断
- 感染症対策:嘔吐物の処理方法の指導、流行状況の把握
- 健康診断・身体測定:園医の健診の補助、身長・体重の記録
- 保健指導:手洗いやうがいの指導、保護者向けの「ほけんだより」作成
医療処置は少ないものの、「このまま園で様子を見るか、お迎えをお願いするか」の判断は看護師に任されることが多く、アセスメント力が求められる仕事です。
保育園看護師の1日のスケジュール
勤務時間は園によって異なりますが、一例を紹介します。
| 時間 | 仕事内容 |
|---|---|
| 8:30 | 出勤・登園時の健康観察 |
| 9:30 | 0歳児クラスの保育補助・体調チェック |
| 11:00 | 給食の補助・食事の見守り |
| 12:30 | 午睡中の見守り(呼吸チェック) |
| 13:30 | 休憩・ほけんだよりの作成 |
| 15:00 | おやつの補助・体調不良児の対応 |
| 17:30 | 記録・退勤 |
シフト制の園では早番・遅番がある場合もあるので、お迎えの時間に間に合うかは事前に確認しておきましょう。
意外と多い「保育補助」の仕事
保育園看護師になって驚く人が多いのが、保育補助の多さです。
園の看護師は、条件によっては保育士の人数としてカウントされることがあります。そのため、0歳児クラスに入っておむつ替えや食事介助、遊びの見守りをするなど、一日の大半を保育士さんと同じように過ごす園も少なくありません。
「看護の仕事がしたい」と思って入ると、ギャップを感じやすいポイントです。求人票に「保育補助あり」と書いてあるか、どれくらいの割合かは必ず確認したいところです。
保育園看護師の給料・年収は?病棟との違い
保育園看護師の給料相場
保育園看護師の給料は、求人の相場を見ると常勤で月給22〜28万円前後、年収にすると300万円台〜400万円前後が目安です。パートの場合は時給1,300〜1,700円程度の求人が多く見られます。
夜勤手当がないことに加えて、保育園は看護師に特化した手当が少ないため、病棟勤務と比べると年収が100万円前後下がるケースもあります。
ただし、公立保育園(自治体の職員として採用)の場合は、賞与や昇給が安定していることが多いです。給料を少しでも守りたい方は、運営母体もチェックしてみてください。
夜勤なしで給料を下げにくい職場は、こちらの記事で紹介しています。
【夜勤なしでも給料が良い職場5選】ママ看護師が年収を下げずに働くコツ
保育園看護師がきついと言われる理由(1人配置・医療との距離)
保育園看護師がきついと言われる理由は、主に次の3つです。
- 看護師が1人だけ:判断に迷っても、その場で相談できる看護師がいません。「救急車を呼ぶべきか」を自分で判断するプレッシャーは大きいです
- 保育士さんとの考え方の違い:「このくらいなら大丈夫」「すぐお迎えを呼ぶべき」など、感覚の違いで悩むこともあります
- 医療から離れる不安:処置の機会がほとんどないため、数年後に病院へ戻るときの不安を感じる人もいます
逆に言えば、この3つに納得できる人なら、子育てと両立しやすいとてもいい職場だと思います。
保育園看護師についてよくある質問
Q1. 保育園看護師は未経験・ブランクありでも働けますか?
A. 働ける園は多いです。保育園では高度な医療処置はほとんどないため、病棟経験が短い方やブランクがある方でも応募しやすい職場です。ただし、小児科経験があると応急処置や保護者対応で有利になることもあります。子どもの発熱やけがへの対応方法を一度復習しておくと安心です。
Q2. 自分の子どもと同じ保育園で働くことはできますか?
A. 園によって方針が異なります。「職員の子どもは入園可」という園もあれば、トラブル防止のため別の園にしている法人もあります。送り迎えが楽になるメリットは大きいので、希望がある場合は応募前に確認しておきましょう。
Q3. 保育園看護師から病院に戻ることはできますか?
A. 戻ることは可能です。ただ、医療処置から離れる期間が長いほど、手技の不安は大きくなります。将来病院に戻る予定がある方は、単発の健診バイトや院内研修などで手技に触れる機会を持っておくのもひとつの方法です。
後悔しない保育園看護師求人の選び方|まとめ
保育補助の割合・行事・土曜出勤を確認する
保育園看護師の求人を選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。
- 保育補助の割合:看護業務と保育補助がどれくらいの比率か
- 勤務時間とシフト:早番・遅番の有無、自分のお迎えに間に合うか
- 土曜出勤・行事:土曜保育の当番や、運動会などの休日行事の頻度
- 運営母体:公立・社会福祉法人・株式会社で給料や賞与が変わります
- 自分の子どもが急に休むときの対応:看護師1人の園は代わりがいないため特に重要です
こうした情報は求人票だけでは分からないことが多いので、看護師向けの転職サイトで内部事情を聞いてみるのがおすすめです。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 保育園看護師は定時で帰りやすく、土日祝休みの園が多いので子育てと両立しやすい
- 給料は病棟より下がりやすく、看護師1人配置のプレッシャーもある
- 保育補助の割合・シフト・運営母体を確認して選ぶと後悔しにくい
「今は時間を優先したい」と思えるなら、保育園看護師は心強い選択肢です。自分と家族にとって無理のない働き方を選んでいきましょう。
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