もうすぐ育休明け…子どもの発熱で休んでばかりにならないかな。仕事も忘れていそうで不安
育休明けの復帰が近づくと、うれしさよりも不安のほうが大きくなりますよね。「両立できるかな」「職場に迷惑をかけないかな」と、夜なかなか眠れない方もいるのではないでしょうか。
私は育休明けに、あえて夜勤ありの正社員として病棟に復帰しました。看護師として10年目、夜勤あり・夜勤なしの両方の働き方を経験してきました。
この記事では、看護師の育休明けの不安を減らすために、復帰前にやっておきたい準備5つを実体験をもとに紹介します。
結論、育休明けの不安は「準備で減らせるもの」と「やってみないと分からないもの」に分かれます。準備できることを先に済ませておけば、復帰は思ったより回ります。
看護師の育休明けの不安を減らす復帰準備5つ
1.復帰前面談で勤務条件をすり合わせる
復帰前には、師長や上司との面談があることが多いです。ここで勤務時間・夜勤の有無と回数・時短勤務の利用などを、遠慮せずに具体的に伝えておきましょう。
- 「夜勤は月◯回までなら可能です」
- 「最初の3ヶ月は時短勤務で様子を見たいです」
- 「お迎えがあるので◯時には上がりたいです」
最初に伝えておかないと、「できると思っていた」とすれ違いが起きやすいです。条件のすり合わせはわがままではなく、長く働くための準備です。
2.病児保育・ファミサポに登録しておく
保育園に通い始めたばかりの子どもは、とにかくよく熱を出します。いざというときに慌てないよう、病児保育やファミリーサポートには復帰前に登録しておきましょう。
病児保育は、事前登録や面談が必要なところがほとんどです。「必要になってから登録しよう」では間に合わないことが多いので、早めの準備が安心です。
子どもの発熱時の対応は、こちらの記事でも詳しく書いています。
【子どもが発熱!】ママ看護師が職場に迷惑をかけずに乗り切る工夫
3.家族と「呼び出しの担当」を決める
保育園からの呼び出しがあったとき、誰が迎えに行くのかを事前に決めておきましょう。
- 平日の午前はパートナー、午後は自分
- 夜勤の日は祖父母にお願いする
- どうしても無理な日は病児保育
「全部ママが対応する」前提だと、仕事も気持ちも持ちません。家族で分担する前提で話し合っておくことが大切です。
4.看護技術はひとつだけ復習する
ブランクで手技や知識を忘れていないか不安になりますよね。でも、全部を復習する必要はありません。
おすすめは、復帰先でよく使う技術をひとつだけ見直しておくこと。採血、配属先でよく使う薬、電子カルテの操作など、「これだけは思い出しておく」と決めると気持ちが楽になります。
手技は、実際に数回やると意外とすぐ感覚が戻ります。完璧に準備しようとしなくて大丈夫です。
5.「合わなければ動ける」選択肢を持っておく
最後に大切なのは、「どうしても両立できなかったら、ほかの働き方もある」と知っておくことです。
時短勤務、夜勤なしへの異動、パートへの切り替え、転職。選択肢があると分かっているだけで、「ここで頑張れなかったら終わり」という追い詰められた気持ちが軽くなります。
時短勤務とパートの違いは、こちらで比較しています。
【看護師の時短勤務とパートどっちがいい?】給料・働き方を比較
看護師が育休明けに感じる不安とは
子どもの急な発熱で休むことへの罪悪感
育休明けの看護師が一番感じやすいのが、休むことへの罪悪感です。看護師はシフトで回っているため、1人休むとほかのスタッフに負担がかかります。
でも、子どもが熱を出すのは誰のせいでもありません。休んだ分は、出勤できる日にできることをしっかりやる。周りへの「ありがとう」を忘れない。それで十分だと私は思っています。
ブランクで看護技術が落ちている不安
1年前後のブランクがあると、「前みたいに動けるかな」と不安になりますよね。職場のルールや電子カルテの仕様、スタッフの顔ぶれが変わっていることもあります。
ただ、看護師として積み重ねてきた経験がなくなるわけではありません。分からないことは素直に聞く、それだけで周りも助けてくれることがほとんどです。
私が育休明けに夜勤ありで復帰した理由
育休明けは「夜勤なし」を選ぶ人が多い中、私は夜勤ありの正社員として復帰しました。理由は次の4つです。
- 正社員として働き続けたかった:雇用とボーナス・退職金を守りたかった
- 収入を上げたかった:夜勤手当の差は、家計にとって大きいです
- 夜勤のほうが落ち着いて働けた:日勤のバタバタより、自分のペースで動ける夜勤が合っていました
- 平日に自分の時間を確保できる:夜勤明けや休みで、平日に用事を済ませられます
そして何より、体力がある30代のうちに稼いでおきたいという気持ちもありました。
夜勤なしが正解、夜勤ありが正解ということはありません。家庭の状況や自分の体力に合わせて選べばいいと思います。
夜勤ありの方が楽だった理由や、夜勤の日のスケジュールはこちらで書いています。
【子育て中は日勤のみが楽?】夜勤ありの方が楽だったママナースの本音
【子育て中看護師ママ】夜勤の日のスケジュールと両立するコツを解説
夜勤復帰のタイミングで迷っている方は、こちらも参考にしてください。
【看護師の夜勤復帰は子供が何歳から?】年齢だけで決めなくていい理由
看護師の育休明けについてよくある質問
Q1. 育休明けにいきなり夜勤をしても大丈夫ですか?
A. 家庭の状況と体力次第です。夜勤の日に子どもを見てくれる家族がいるか、夜勤明けにしっかり休めるかが大きなポイントになります。不安な場合は、最初の数ヶ月は日勤のみにして、生活が落ち着いてから夜勤を再開するという方法もあります。3歳未満の子どもがいる場合は、深夜業の制限を申し出ることもできます。
Q2. 育休明けに別の部署へ異動になったらどうすればいいですか?
A. 育休明けは、勤務条件に合わせて外来や別の病棟に異動になることもあります。新しい仕事を覚え直す負担はありますが、「新人のつもりで聞く」と割り切ると気持ちが楽になります。どうしても希望がある場合は、復帰前の面談で早めに伝えておきましょう。
Q3. 育休明けすぐに転職するのはありですか?
A. 育休中は、職場への復帰を前提に育児休業給付金を受け取っているため、復帰せずに退職する場合は職場との関係に配慮が必要です。一方で、一度復帰してみて「やっぱり両立が難しい」と感じたなら、転職を考えるのは自然なことです。まずは情報収集から始めてみましょう。
看護師の育休明けがつらいと感じたときは|まとめ
準備をしていても、実際に復帰してみると「思っていたより大変」と感じることはあります。それは準備不足ではなく、今の職場や働き方が、今の生活に合っていないサインかもしれません。
「今すぐ辞める」と決める必要はありません。ほかの職場ではどんな働き方ができるのか、夜勤なしや時短でどれくらいの給料になるのかを知っておくだけでも、気持ちに余裕が生まれます。看護師向けの転職サイトなら、登録して情報を集めるだけでも利用できます。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 育休明けの不安は「準備で減らせるもの」と「やってみないと分からないもの」に分かれる
- 面談・病児保育・家族の分担・技術の復習・選択肢の5つを準備しておく
- つらいときは、働き方を変える選択肢があることを知っておく
育休明けの復帰は、誰でも不安です。完璧を目指さず、準備できることから一つずつ進めていきましょう。
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