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転職したい気持ちはある。でも、給料が嫌なのか、人間関係が嫌なのか、夜勤がきついのか……自分でもよくわからなくなってきた。
看護師を対象にした調査では、転職を考えたことがある人の多くが、「複数の不満が重なっていて原因が特定できない」と答えています。
転職を踏み切れない理由を整理して、まず情報収集だけしてみるという一歩を後押しする記事です。結論から言えば、情報を持っている看護師のほうが、転職しても・しなくても、どちらの選択でも後悔が少ないです。
転職を悩むママ看護師が急増している理由

看護師の転職理由は「人間関係」「夜勤・体力」「給料」の3つが絡み合っている
この3つは上位の理由にありますがどれか1つに限定されるものではく3つが絡み合っていることが多いです。
✔︎以前は好きだった仕事なのに、最近は出勤するだけで疲れを感じる
✔︎子どもの発熱で急に休むたびに、周囲に申し訳なくなる
✔︎夜勤の翌日、子どもの寝顔しか見られない日が続く

これらは仕事が嫌いというより、今の環境が自分のライフステージに合っていないサインである可能性が高いです。
ライフステージが変われば、働き方も変わっていい。それを誰も教えてくれないまま、多くのママ看護師が我慢するものとして抱え込んでしまっています。
原因が複合しているから、答えが出ない
夜勤がきついのは育児のせいか、職場のシフトや人間関係がストレスなのか、そもそも仕事内容が合っていないのか…
給料だけが不満なら「給料が高い職場に移れば解決」と判断できます。でも現実は

夜勤がきつい、でも転職をして人間関係を1からリセットするもきついし、給料が下がるのもきつい…
という複合問題になっていることがほとんど。そうなるとどこから手をつければいいかわからないとなり、思考停止してしまいます。
特に子育て中ママ看護師は上記の悩みを抱いている方は多いのではないでしょうか?

日勤のみがいいな。でも給料が下がると家計が大変だから…もう少し様子を見よう
という状態が何年も続いてしまうのです。
転職に踏み切れない3つの本音

転職で迷惑をかけるのではという罪悪感
ママ看護師が転職をためらう理由のひとつが、職場への罪悪感です。

今でも子どもの体調不良でよく休んでいるのに、転職したらまた職場に迷惑をかける

育休から戻ったばかりなのに、もう辞めるなんて言えない
そんな声は、ほんとうによく聞こえてきます。
でも転職は迷惑行為ではありません。労働者としての正当な権利です。転職が悪いことに感じられるのは、過酷な職場環境の中で辞める人が悪いという空気が作られてきたからに過ぎません。

今の職場に十分に貢献してきたなら、それで十分です。次のステージへ進むことに、罪悪感を持たなくていいです。
今より悪くなったらどうしようという現状維持バイアス
人間は現状を変えることに、過剰なリスクを感じやすい生き物です。これを心理学では「現状維持バイアス」と呼びます。
「転職先の人間関係が今よりひどかったら?」
「夜勤なし求人だと思ったのに、入ってみたら夜勤があった……なんてことも?」
と考え始めると、動けなくなります。
でも実際には、今の職場もリスクだらけです。人間関係がいつ崩れるかわからない。急に部署が変わるかもしれない。給料が上がらないまま子どもが大きくなる。
「変えないリスク」と「変えるリスク」は同じくらい存在しているのに、変えることのリスクだけが大きく見えてしまうのです。
転職って大変そうという漠然とした恐怖

転職エージェントに登録したら、毎日電話が来て大変なんじゃないの?
職務経歴書って何を書けばいいかわからない。面接の練習とか、時間ないよ。
ただでさえ仕事と育児でヘトヘトなのに、転職活動という新しいタスクを抱える余裕なんてない。そう感じるのは、当然です。
ただ、これは「転職活動=フルコミットで動く」というイメージが先行しているからかもしれません。実際の転職活動、特に「情報収集段階」は、想像よりずっとハードルが低いのです。
転職を考えていいサイン

こんな状態が3ヶ月以上続いたら要注意
以下のような状態が、3ヶ月以上続いているとしたら環境が合っていないサインかもしれません。
・日曜日の夜になると気持ちが沈む 出勤する直前に胃が痛くなる
・気持ち悪くなる 仕事の夢を繰り返し見る
・「自分さえ我慢すればいい」と思い込むようになっている
・子どもに当たってしまい、あとで自己嫌悪になる
これらはその職場環境があなたにとって健全ではないという体のサインです。もう少し頑張れば変わるかもと思い続けることが、自分と家族を消耗させていることもあります。
「我慢すれば解決する問題」と「環境を変えないと無理な問題」の見分け方
転職を考えるうえで、大切なこと「この問題は我慢で解決するか、それとも環境を変えないと無理か」という問いです。
我慢で解決できる可能性があるもの
- 一時的な業務量の増加(繁忙期など)
- 特定の同僚との軽い摩擦
- スキルが追いつかないことによる焦り
環境を変えないと本質的に変わらないもの
- 職場文化や管理職の方針に根本的な不満がある
- 夜勤体制そのものが育児と両立できない
- 給与テーブルの上限が低く、昇給の見込みがない
後者に当てはまるものが多い場合、転職を「検討する価値がある段階」に来ています。
転職活動だけでもいい理由
転職エージェントを使う本当のメリット

転職エージェントに登録する=転職を決めたと思っていませんか? 実はそうではありません。
看護師向け転職エージェントへの登録は無料で、「どんな求人があるか見てみたい」という段階でも利用できます。担当者に

今すぐ転職したいわけではなく、情報収集のために使いたい」と伝えれば、多くのエージェントは無理に転職を急かしてきません。
エージェントを使う本当のメリットは、
「今の自分の市場価値がわかること」。今の職場の給料が高いのか低いのか、夜勤なしでどれくらい稼げるのか、それを知るだけで、見え方がまったく変わります。
情報を持っているだけで、今の職場での交渉力も上がる
「他の病院だと月給〇〇万円の求人がある」
「クリニックなら日勤のみで同じくらいの年収が狙える」
この情報を持っているだけで、今の職場への向き合い方が変わります。ここしかないという閉塞感がなくなり、「ここにいることを選んでいる」という感覚に変わるからです。

また実際に、情報収集をきっかけに「転職するつもりはないけれど、給料の改善を上長に相談してみたら通った」というケースもあります。選択肢を知ることは、今いる場所でも力になります。
実際に「見てみたら転職しなかった」ケースも多い
「結局、情報収集してみたら転職しませんでした」という方も、決して珍しくありません。
どの結果であれ、情報収集したこと自体に意味があります。漠然とした不安を抱えたまま我慢するより「調べた上で今の職場にいると選べることのほうが、精神的にずっと楽なのです
どの結果であれ、情報収集したこと自体に意味があります。漠然とした不安を抱えたまま我慢するより、調べた上で今の職場にいると選べることのほうが、精神的にずっと楽なのです
まとめ 迷っているあなたへ、転職は「逃げ」じゃない

ここまで読んでくれたあなたは、きっと今の職場に何らかの不満や違和感を抱えながら、それでも一生懸命に働いているのだと思います。
転職は逃げではありません。自分とご家族のために、よりよい環境を選ぶことは、正当な選択です。
ただ、いきなり転職すると決める必要もありません。まずは情報収集だけ。どんな求人があるか、今の自分の市場価値はどれくらいかそれを知るだけでいいです。
その小さな一歩が、モヤモヤしていた気持ちをクリアにしてくれるはずです。
看護師の転職市場は、今もあなたに向けて扉を開けています。「いつかのために、ちょっとだけ覗いてみる」そのくらいの気持ちで、まず動いてみましょう。

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