パート看護師の年収はいくら?メリット・デメリットを解説

ママ看護師

夜勤がきついし子育てとも両立したい

でも看護師を辞めるのはもったいないよね…

そんな悩みを持つ看護師さんに向けて、パート看護師の実態を解説します。

この記事では、時給・年収の目安から扶養内・扶養外の違い、実際に約1年パート看護師として働いた私の経験をもとにしたメリット・デメリットまでをまとめました。

パート看護師の時給・年収

時給の平均

パート看護師の時給は、勤務先や地域によって異なりますが、1,500〜2,500円が一般的な相場です。

  • クリニック・健診センター:1,500〜1,800円
  • 訪問看護:1,700〜2,200円
  • 病院病棟:2,000〜2,500円

クリニックは時給が低めですが、夜勤なしで日中のみ働けるため、子育て中の看護師に人気があります。

年収の平均

週3〜4日・1日6〜8時間勤務のパート看護師の年収は、おおよそ150万〜250万円が目安です。

たとえば時給2,000円・週4日・1日6時間で計算すると以下のとおりです。

2,000円 × 6時間 × 4日 × 52週 ≒ 249万円

正社員の平均年収(400〜500万円)と比べると下がりますが、夜勤なし・残業なしで働けると考えると、収入以外の価値も大きいです。

扶養内パートと扶養外パートの違い

扶養内パートの条件

配偶者の扶養に入る場合、「年収の壁」を意識する必要があります。

  • 103万円の壁:超えると所得税がかかりはじめる
  • 106万円の壁:勤務先の規模・条件によっては社会保険加入義務が生じる
  • 130万円の壁:配偶者の健康保険の扶養から外れる

扶養内に抑えたい場合は、月収・週の勤務時間を計算しながら調整することが大切です。

社会保険に加入するには?

年収130万円を超えると自分で健康保険・厚生年金に加入する必要があります。

ただし2024年からの改正により、従業員51人以上の事業所では年収106万円以上・週20時間以上で社会保険加入義務が生じるケースも。

社会保険に加入すると将来の年金が増える一方、手取りが一時的に減ることもあります。家庭の収入状況に合わせてシミュレーションしておきましょう。

出典:厚生労働省社会保険の加入対象の拡大について

パート看護師のメリット

家庭と両立しやすい

パート勤務の最大の魅力は、勤務時間・日数を自分で決められることです。

子どもの急な発熱や学校行事にも対応しやすく、「看護師として働き続けながら育児もしたい」という方にとって大きなメリットです。私自身、家庭の事情でパートになったので家庭と両立しやすかったです。

業務負担が減る

正社員に比べて、受け持ち人数や委員会活動などの業務を考慮してくれる職場が多いです。私自身も業務負担にならないよう配慮してもらい定時で仕事を終えていました。仕事の負担を減らしたい、残業はしたくい人には向いています。

職場のトラブルに巻き込まれにくい

長時間職場にいないことや関わる人間関係が限定されるため、病棟内の派閥や人間関係のストレスが減る傾向があります。「人間関係が理由で辞めた」方がパートで復職するケースも多いです。

パート看護師のデメリット

年収が下がる

夜勤手当・賞与・昇給がなくなるため、正社員時代と比べると年収は大きく下がります。生活費・家計の見直しは必須です。

夜勤もしていたため日勤のパートとなると年収は大きく下がりました。ただ生活出来るか事前に計算していたのでギャップは感じにくかったです。

条件によっては社会保険に加入できない

勤務日数・時間が少ないと社会保険に加入できず、国民健康保険・国民年金への自己加入が必要になることも。保険料の自己負担も計算に入れておきましょう。

キャリアアップが望みにくい

管理職・専門看護師・認定看護師などのキャリアアップは、正社員のほうが圧倒的に有利です。将来的にキャリアを積みたい場合は、パートへの移行タイミングを慎重に検討しましょう。

実際に約1年パート看護師になった結果

私は家庭の事情で約1年パート勤務に切り替えました。実際の体験をお話しします。

週5日勤務・社会保険にも加入できた

私の条件は時給1,260円・1日7時間・週5日勤務でした。

時給安いですよね笑

1,260円 × 7時間 × 5日 × 52週 ≒ 約229万円

週5日・1日7時間(週35時間)勤務だったため、正社員の3/4以上の労働時間という条件を満たし、健康保険・厚生年金ともに加入することができました。

正社員ほどの収入ではなくても、社会保険がある安心感は大きかったです。「パートだと保険がない」とためらっている方は、勤務日数・時間の交渉次第で加入できる可能性があります。

部署異動なしで仕事がしやすかった

パートへの移行にあたって、同じ病棟・同じ部署でそのまま継続勤務できました。

みんなに迷惑かけるな…

最初はそんな気持ちでしたが、

これが思った以上に働きやすさに直結しました。業務の流れも、スタッフも、患者さんの雰囲気もわかっているので、1から覚え直す必要がなかったためです。

残業にならないように業務を調整してくれたの助かりました。スタッフのみんなには感謝です🙏

「パートになる=新しい職場に移る」というイメージを持つ方もいると思いますが、今の職場でそのまま雇用形態だけ変えられるなら、それがいちばんスムーズです。まずは職場に相談してみる価値は十分あります。

心の余裕が出来た

正社員のころは、残業・委員会・研修と業務が積み重なり、慢性的に疲弊していました。

パートになってからは業務外の仕事が減り、体力的・精神的な余裕が生まれました。仕事から帰って家族に笑顔でいられるようになったのは、自分にとっても家族にとっても大きな変化でした。

正社員にはいつでも戻れる

看護師は資格職なので、「やっぱり正社員に戻りたい」と思えばいつでも戻れます。

実際に今は正社員として勤務しています

パートは「諦め」ではなく、今の自分に合った働き方を選ぶ前向きな決断です。焦らず、自分のペースで働き方を選んでいきましょう。

まとめ

パート看護師は年収こそ下がりますが、育児・家庭両立を考えるなら非常に有力な選択肢です。

ポイントをまとめると以下のとおりです。

  • 時給は1,300〜2,500円、年収は150〜250万円が目安
  • 扶養内に収めるなら103万・130万の壁を意識する
  • メリットは「両立しやすい」「業務負担が減る」「人間関係が楽」
  • デメリットは「年収が下がる」「キャリアアップしにくい」

正社員のまま限界まで頑張るより、パートで細く長く働き続けるほうが、看護師人生全体でプラスになることもあります。自分のライフステージに合わせた働き方を選んでいきましょう。

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