
こんなにたくさん!?身近に潜む菌の種類
目次
身近な生活でも周りには菌がたくさんある!
私たちが普段生活している家や職場、公共交通機関などの場所では必ず菌があります。
無菌の状態を作るためには装置も必要になってきますし規模が大きくなってしまいますので、まず普段の生活で無菌状態にして生活するのは無理な話となるでしょう。
家の中でもお風呂やシンクといった水回りはもちろんのこと、ドアノブなどの手で触れる場所についても菌の繁殖が行われるところになります。
接触感染や飛沫感染などの感染は、自分以外の人たちも生活している公共の空間で発生するため、家に引きこもっていない限りは感染のリスクを抑えることも難しいです。
普段の生活を送っている中でも、パンデミックとなった「新型コロナウイルス」だけでなく、従来からある細菌やウイルスについても十分気を付けていかなければなりません。
身近に潜む菌を完全になくすことは不可能に近いことですので、私たちが暮らしていく中でウイルスや細菌と共存できるようにしていく必要があるのでしょう。
ジメジメした水回りにはカビが繁殖している
よくジメジメした場所は細菌やウィルスの温床となると言われていますが、湿気や温度などがちょうどよくウイルスや細菌が活発に活動することができるとされているためです。
目に見えるものとして、お風呂場などではカビが発生しているのは見かけることがあるでしょう。
天井やゴムパッキンの場所が黒ずんでしまっているのが「カビ」が発生している状態になります。
湿度が高く汚れやすい場所がカビが繁殖しやすい場所になりますので、お風呂場などは絶好の場所となります。
公共の場所は感染症の原因となる菌が潜んでいる
様々な人が行き交い、使用する場所ともなればどんな人がどこで何を触って、何を食べていたのかわかりませんし、何を触った後にドアに触れたのかを知ることはできません。
トイレに行ったあとには手を洗わないままでエレベーターのボダンを押しているかもしれませんし、エスカレーターの手すりを触っているかもしれません。
綺麗に見える場所であったとしても、どこにどんな細菌やウイルスがあるのかは目で見ることはできませんので、公共の場所では注意をしなければなりません。
近年はスマホなどにも注意が必要
スマートフォンは便利なツールとして、若い人から高齢者まで使用しているアイテムとなっています。
しかし、気軽に使うことのできるツールだからこその危険性もあることを忘れないようにしなければなりません。
スマホを肌身離さず、トイレに行くときでもどこでも持って行きませんか?
様々な場所に行って、いろんなものを触っているその手で、気軽にスマホを触っているにも関わらず、手を消毒してもスマホを消毒している方は少ないのではないでしょうか。
スマホと同じように仕事でパソコンを使用する方は、キーボードから細菌やウイルスを運ぶ可能性があります。
細菌やウイルスに感染する原因とは?
細菌やウイルスが身の回りにあふれているとしても、感染する人と感染しない人がいたりします。
免疫力の違いや抗体を持っているなどの違いはありますが、感染しない人が気を付けているのは「手洗いやうがい」でしょう。
色々な場所を触ってきた手でそのまま何かを摘まんで食べるようなことをすれば、手に付着した細菌などがそのまま口の中に入り感染してしまうようになります。
感染方法は、「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」が代表的なものになります。
「空気感染」についてはウイルスや細菌が空気中に漂っているのを吸い込むだけで感染してしまいますので、場所そのものに行くことが感染の原因となってしまいます。
次に「飛沫感染」についてですが、これはしゃべったりしたときに飛び散る飛沫や、くしゃみやせきによって飛ぶ飛沫を吸い込むことで感染してしまう原因です。
この飛沫感染については、マスクによる予防方法が有効となってきますので自分が感染しないためにも、他の人に移さないためにもマスクの着用が必要になります。
色々なものを手で触ることで感染
最後に気を付けなければならないのが「接触感染」となります。
ウイルスや細菌が付着したものを手で触り、その手で顔などを触ったり、目、鼻、口へとウイルスや細菌を運ぶことによって感染症に感染してしまう原因となります。
手で触ることによってその手がウイルスや細菌を運ぶ役割を果たすようになりますが、その際にアルコール消毒をしたりすれば問題はありません。
また、手で目をこすったり鼻をほじったりするといった行動をすると、細菌などが直接運ばれてしまいますので、日常的に顔を触らないようにする方が良いでしょう。
身近にはどんな種類の菌があるのか
身近には菌が溢れていると伝えてきましたが、実際にはどんな菌があるのかをご説明しましょう。
よく聞くことのある細菌やウイルスは以下の6種類になります。
- 大腸菌
- 黄色ブドウ球菌
- ノロウイルス
- ロタウイルス
- O-157
- サルモネラ菌
以上の6つの細菌やウイルスについて感染経路なども含めて説明します。
大腸菌
健康な人の大腸内に存在している菌ですが、この大腸菌の中でも毒性のある菌が消化管や尿路などの他の部位に移ることによって感染症を引き起こしてしまいます。
大腸菌はいたるところで発見される菌でありますが、その中でも特に凶悪なものが「O-157」になります。
経口感染によって感染症を引き起こし、ほとんどの場合は「下痢や嘔吐」を伴う「腹痛」に苛まれるようになります。
黄色ブドウ球菌
よく言われているのは「伝染性膿痂疹(とびひ)」のこととなります。
皮膚の創傷部が治る際に痛痒くて掻いてしまい、その手で他の皮膚も掻いてしまうことで感染が広がるものが一般的に言われている皮膚感染症の黄色ブドウ球菌です。
その他にも黄色ブドウ球菌が食品で増殖してエンテロトキシン毒素を発生させることによって起こる「食中毒」もあります。
ノロウイルス
冬場になると感染した人が爆発的に増える感染症として挙げることのできるウィルスがノロウイルスです。
ノロウイルスは、貝などを摂取することで感染してしまうウイルスとなり、感染した人が嘔吐や下痢したりしますので、その片づけをする際に感染してしまうことが多くあります。
適切は処理をして感染拡大を防止するように努めなければなりません。
ロタウイルス
ノロウイルスと同じように冬場に増えてくる感染症で、「急性胃腸炎」を引き起こします。
乳幼児や子供に多く発症し、症状が激しくなることがあり、入院が必要になる場合もあります。
ロタウイルスは「接触感染」と「経口感染」によって感染しますので、ノロウイルスと同様に適切な処理をして感染が広がらないようにしなければなりません。
O-157
大腸菌の中でも特に凶悪な毒性の強いO-157は、感染力が強くなっており、通常の細菌性食中毒では100万単位で摂取しないと感染しないのに対して、100個程度で感染してしまうほどに感染力が強いのが特徴です。
加熱が不十分なお肉などからの感染例が発表されていたり、日本でも各地で発症の事例が報告されています。
75℃以上で1分間加熱して、食べきるようにすれば感染を減らすことができるでしょう。
サルモネラ菌
よく卵の殻についていたりするサルモネラ菌ですが、ペットが保菌していて感染することもあります。
お肉や卵、調理するときに手を介して汚染された食品などから感染してしまいますが、加熱調理するときに75℃以上で1分間の加熱を行えば死滅してくれます。
感染した場合は、吐き気や下痢、発熱などの症状が発生します。
細菌やウイルスから身を守るためにも除菌やウイルス除去をする
身の回りにはどうしたとしても細菌もウイルスもあるわけですから、うまく付き合っていくためにも予防をしたり適切に調理をしたりすることが大切です。
基本的には日常的に「手洗い・うがい」をすることはもちろんですが、消毒も行うようにして安心した生活を送れるようにしていきましょう。
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