テレビアンテナの耐用年数は?チェックすべきポイント

テレビアンテナの耐用年数は?チェックすべきポイント

テレビアンテナの耐用年数について

テレビは生活必需品の1つとなっており、テレビを見る方が多いのではないでしょうか。そんなテレビを見るために必要なのがテレビアンテナです。屋根の上に設置されていることが多いテレビアンテナですが、実はテレビアンテナにも寿命があります。

そこで知っておきたいのが、テレビアンテナの耐用年数や寿命なのかをチェックする際のポイントについてです。耐用年数やチェックポイントを理解しておくことで、事前にメンテナンスをしたり新品と交換したりすることができます。今回は、テレビアンテナの耐用年数と寿命なのかのチェックポイントを中心に紹介していきます。

一般的にテレビアンテナの耐用年数は約10年!

テレビアンテナの耐用年数ですが、基本的には10年ほどとなっています。もちろん、10年経過してすぐに故障するとは限りません。場合によっては5年程度で寿命になることもありますし、20年以上も故障しないケースもあります。そのため、テレビアンテナの平均的な寿命は約10年だと覚えておきましょう。

環境や種類によって寿命は違うので注意

テレビアンテナの寿命は約10年というのが平均的な数字ですが、実際にはテレビアンテナの種類や設置されている環境によって大きく異なります。テレビアンテナの種類ですが、錆に強い部品を使っていたり、アンテナの配線が防水加工を使用したりすることで寿命を延ばすことが可能です。錆に強い部品とは、主にステンレスが挙げられます。そのため、ステンレス製のテレビアンテナは、比較的に寿命を延ばすことができるのです。

また、環境としては雪が降るエリアや海岸沿いのエリアは寿命が短くなる傾向があります。雪によって腐食や負荷がかかってしまい、寿命が短くなることがあるのです。海沿いのエリアは、塩害による影響で腐食してしまう可能性があります。そのため、雪が降る地域や海沿いはテレビアンテナの寿命が短くなりやすいので注意してください。

テレビアンテナの種類

一言にテレビアンテナといってもいくつか種類があり、大まかに分けると次の3種類に分けられます。

・八木式アンテナ
・デザインアンテナ
・BS・CSアンテナ

機能性に優れたタイプやデザイン性に優れたタイプまで様々。また導入費用や特性も大きく変わります。それぞれ詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

八木式アンテナ

テレビアンテナの中で最もメジャーなのは八木式アンテナです。直線的で魚の骨のような形状をしています。八木式アンテナは、戦後から主流になったアナログ放送用の受信アンテナとして利用され始めました。その後日本全土に普及し、地上デジタル放送となった現在でも、多くの家屋の屋根に設置されています。アンテナの中で最も普及しており、テレビアンテナと言えば、通常は八木式アンテナのことを指すことも。

八木式アンテナで地上デジタル放送の電波を受信するためには、3〜10mの高さに設置する必要があります。ですので取り付け箇所は通常、電波が受信しやすい屋根の上。屋根に対してダイレクトに設置可能で、受信感度が高いアンテナのため、電波が弱い地方局の放送も受信可能です。受信感度の高さから、ブースターを必要とする機会はほとんどなく、八木式アンテナを設置するだけでテレビが映ります。アンテナ自体の価格も安いので、導入費用を低く抑えることができるのもメリットの1つとも考えられます。

反対にデメリットは、建物の外観を損ねること。デザインを重視した建物の場合、機能を追求した八木式アンテナとマッチしないこともあります。また、屋根の上に取り付けるため、風雨に対する影響を受けやすいともいえます。住宅の周辺環境によっては、鳥が巣を作ったり、フン被害を受けることもあるでしょう。

デザインアンテナ

デザインアンテナは一見するとアンテナと思えないような形をしています。平面、薄型であるため、省スペース・デザイン性を重視しており、外壁の色に応じてアンテナの色を選べるのが特徴です。最近ではメーカーごとに様々なデザインを出しているため、選択肢も増えてきています。近年の住宅は外観にこだわったものが多く見られるので、さらに普及していくことが予想されます。

デメリットは、八木式アンテナと比べると電波の受信が弱いこと。デザインアンテナの形状は平面であるため、風の影響を受けやすく、八木式アンテナよりも低い位置に取り付けることになります。ですので建物の外壁に取り付けるのが一般的です。外壁部分は屋根よりも電波の受信強度が弱くなります。

導入費用は八木式アンテナよりも高く、ブースターを必要とすることが多いため、工事や故障の際はコストが大きくなりがち。電波の強度によってはそもそも使用不可能なケースもあります。外壁への取り付けは簡単とされていますが、穴を開けないと取り付けができないこともあり、工事があまいと雨漏りの原因になることも。デザイン性は向上しますが、機能面では制約のあるアンテナと言えるでしょう。

BS・CSアンテナ

小さなパラボラアンテナであり、お皿のような形状をした部分で、人工衛星からの電波を受信する仕組みです。ちなみに4K8K用のアンテナも同じ仕組みです。BS・CSアンテナは主にベランダ、屋根上、壁面に設置されることが多くなっています。BS・CS放送と地上デジタル放送は電波の周波数や波長が異なるため、BS・CS放送を視聴するためには別途アンテナが必要です。

BSで高画質の映像、CSで多くの専門チャンネルを見れる一方で、取り付けに制約があるのも特徴です。アンテナを南西方向に向かって設置できることが条件になります。理由は、人工衛星からの電波が南西に飛んでいるから。電波の受信にはシビアなアンテナの角度調整が必要なので、設置場所の選択肢は少ないといえるでしょう。また、南西方向に高い建物や木などの障害物があると電波がうまく受信できません。

さらに集中豪雨など天候の影響を受け、一時的に受信できなくなることも確認できています。4K8Kアンテナと仕組みは同じものの、従来のBS・CSアンテナでは一部の放送しか受信できないため、別途4K8Kアンテナの設置が必要です。アンテナだけでなく、4K8K用のテレビ・周辺機器に取り換える必要もあります。

テレビアンテナが寿命?チェックすべきポイント

テレビアンテナの寿命が近いのかを知らなければ、メンテナンスや新品への交換という判断が難しいです。そこで知っておきたいのが、寿命なのかチェックすべきポイントについてです。ここからは、テレビアンテナが寿命なのかをチェックする際のポイントを紹介していきます。

アンテナの部品に大量の錆が付いていないか?

アンテナの部分に大量の錆が付いていれば、それは寿命が近いサインです。あまりにもさび付いている場合、強風などによって折れたり曲がったりするリスクがあります。それだけに、大量の錆が付いている場合には、アンテナを交換するのがおすすめです。

アンテナを支える針金が錆びていないか?

アンテナを支えている針金が錆びている場合も、寿命が近いと考えることができます。ただ、アンテナ本体の部品が錆びていないなら、針金を交換するというメンテナンスだけでもOKかもしれません。その判断は、素人がするのは難しいでしょう。そのため、専門業者に相談して、テレビアンテナを交換するのか、それとも支えている針金だけを交換するのかを決めるのがおすすめです。いずれにしても、アンテナを支えている針金が錆びていたら危険なので、最低限のメンテナンスをするべきでしょう。

アンテナを固定する土台が錆びていないか?

アンテナを固定している土台が錆びている場合、これも寿命が近いサインとなります。土台が錆びていれば、土台が壊れてアンテナが落ちてしまうリスクがあります。そのため、アンテナを交換する、もしくは土台を交換するようにメンテナンスするのがおすすめです。土台が錆びていればアンテナ部分も錆びている可能性が高いため、基本的にはアンテナを交換してしまうのがいいでしょう。この場合も、専門業者に相談してどう対処するべきなのか、アドバイスしてもらうのがおすすめです。

アンテナの一部の素子が破損していないか?

テレビアンテナの一部の素子が破損しているなら、これも寿命が近いサインです。一部の素子が破損していても、問題なく電波を受信できてテレビを視聴できるケースもあります。しかし、いつ電波を受信感度が悪くなってもおかしくありません。そのため、もしアンテナが倒れるなどし、一部の素子が破損しているなら新しいテレビアンテナに交換するのがおすすめです。完全に壊れてしまう前に、交換するのがいいでしょう。

ひと目見てテレビアンテナが寿命を迎えているかどうか判断する方法

建物と同様、高い耐久性を持つテレビアンテナですが、日々確実に劣化しています。冒頭でもご紹介しましたが、テレビアンテナの寿命は取付工事から約10年。しかも基本的に屋外に取り付けられており、剥き出しの状態です。何事もなければ寿命は約10年ですが、周辺環境の影響も大きく受けますので、次のようなことを確認しておきましょう。

・アンテナ線が抜けていないかどうか
・どのチャンネルでも映らなくなっているかどうか
・複数のテレビが同時に映らないかどうか
・そもそもアンテナ自体が傾いていないかどうか

アンテナ線が抜けていないかどうか

「テレビが映らない」「アンテナの寿命だ」と間違ってしまうひとつの原因がアンテナ線が抜けていることです。テレビのアンテナ線は最初に差し込んだら、それ以降触ることはほぼありません。しかし掃除などでテレビを少し動かせば、アンテナ線が緩んで外れてしまうこともあるのです。

滅多に触ることのないアンテナ線だからこそ、差し込む位置を間違う可能性もあります。接触不良も考えられますので、差し込み箇所、差し込み具合を確認しましょう。アンテナ線だけでなく、壁の端子も同様に確認しておく必要があります。

どのチャンネルでも映らなくなっているかどうか

テレビが急に映らなくなったら、次のことも確認してください。
・1つのチャンネルが映らないのか
・全てのチャンネルが映らないのか

これによって判断が異なります。テレビの買い替えやテレビの設定をリセットしたときは、チャンネル設定をしないと映らないときがあります。アンテナレベルに問題があることも考えられるでしょう。アンテナの受信レベルはリモコンを操作することで確認可能。アンテナレベルが低いときにはレベルを調整すれば解決します。

また、最も簡単にできる対策は、B-CASカードの端子部分の清掃です。B-CASカードの通信が正常に行われないとテレビの画面は正しく映りません。ブースターを使っている場合はブースターが原因である可能性も考えられるので、まずはブースターの電源が入っているかを確認しましょう。一度ブースターからアンテナ線を取り外す、もしくはレベルを調整することで改善することがあります。

複数のテレビが同時に映らないかどうか

ここでもまず行ってほしいのは、アンテナ線が抜けていないかを確認すること。掃除などでテレビを動かした時にアンテナ線が外れている可能性があります。家庭の複数のテレビを同時に確認し、いずれか1台でも正常に映れば、アンテナ以外の問題でしょう。

テレビとアンテナ線を直接つないで受信状態がよくなる場合、途中に接続している機器に原因があるかもしれません。家庭に複数のテレビがあるならば、分配器を使用しているはずです。分配器もなかなか触る機会がありませんので、使用環境によってはサビの発生により、分配器として機能していないということも考えられます。

分配器の他にも、テレビとアンテナ線の間にブースター、レコーダー等を経由させている場合は、それらも確認しましょう。途中に接続している機器が原因でノイズが走り、電波が弱くなっているときは、機器をそのまま外してしばらく放置するか、ブースターを使っていないのであればブースターを使用することで改善することがあります。

そもそもアンテナ自体が傾いていないかどうか

屋内でアンテナ線や機器の確認を行って異常がないなら、目視でアンテナを確認するのも有効。アンテナが傾いていると電波を正常に受信できず、テレビが映らなくなります。

また、アンテナが傾く理由としてよくあるのは台風でしょう。強風とそれによって飛ばされてきた飛来物により、アンテナが傾いたり破損することがあります。冬場の豪雪地帯なら雪の重みで傾くことも考えられます。見た目にはなんともなくても、長年の歪みでいきなり折れることもあるのです。また、傾いていなくてもサビの発生が激しければ要注意です。

八木式アンテナの場合、素材がステンレスであるとはいえ、海の近くにあるならば通常よりも劣化は早いとも言えます。アンテナが傾いたことにより、ワイヤーが切れることもあるでしょう。電波の受信に大きく関わる素子という部品が折れてるときは大きく影響します。素子が折れている場合、地域によっては受信感度が下がり、激しいノイズが発生することもありますのです、アンテナ交換が必須となります。

「E202エラー」って?

いつも映っていたテレビが急に映らなくなり、真っ暗な画面にE202エラーが表示されることがあります。具体的には、

・「アンテナ接続や受信環境に不具合があるため、ご覧になれません。(E202)」
・「受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください。(E202)」
・「信号が受信できません。(E202)」

と表示されます。

取扱説明書を見てみると「アンテナを確認してください」とだけ記載されていることが多いのですが、正確にはアンテナだけではありません。アンテナも含めて、テレビやその周辺機器を確認する必要があると言った方が正しいでしょう。

「E202エラー」の多くは前項で説明した方法で確認して改善します。アンテナや機器を確認して改善しない場合は別の原因が考えられます。

・近所で行っている工事
・落雷の影響
・新しい家電製品との干渉

これらの原因は個人で判断するのが難しいとされています。原因がわからない場合は業者に任せた方が良いでしょう。

寿命かどうか疑わしいときに確認しておきたい部分

個人でテレビアンテナが寿命だと判断する時に確認しておきたいポイントがあります。

・配線周り
・アンテナレベル
・アンテナケーブル
・エラーメッセージ

この4つのポイントを参考に、自宅のアンテナが条件に当てはまっていないかを確認してください家屋の形状が特殊である時など、自分で確認が難しいときは、業者に相談・依頼しましょう。

配線周り

テレビ周辺の配線がしっかり接続されているか確認してください。テレビだけに限らず、他の配線もあわせて確認しましょう。配線が抜けかけていたり、ホコリをかぶっていたりすると、ノイズの発生・干渉などが起こり、上手くテレビが映りません。

また、アンテナ線などの端子を差し込んでグラグラするときは、それが原因で接触不良を起こしている可能性もあります。端子を交換したり、新しいものを購入するなどして対応しましょう。たとえ配線類がしっかり接続されていたとしても、上手く映らないことがあるので、そのときは1度配線を抜いてから再度つなげると、接続が改善することがあります。簡単なことですので、まずは配線の掃除と接続状態を確認してみましょう。

アンテナレベル

アンテナレベルを調整すれば改善することもあります。アンテナレベルの調整はテレビのリモコンで行えます。メーカーごとに若干の違いはありますが、大まかな手順は3つです。

1.地上デジタル放送を視聴している時にサブメニューを押す
2.視聴オプションを選択
3.アンテナレベルを選択

安定したテレビの視聴には、アンテナレベルが50以上あることが目安となります。50以下の場合は、アンテナレベルを調整して再度確認してみましょう。

アンテナレベルの調整をしても改善しないときの別の理由として、アンテナのズレがあげられます。特にBS・CSアンテナは電波を受信するためのアンテナの角度が非常にシビア。何らかの原因で角度がズレるとテレビの視聴が難しくなります。その場合は自分で角度調整を行うのが難しいので、業者に依頼しましょう。

アンテナケーブル

配線類と一緒で、まず確認する場所がアンテナケーブルです。まず、適切な箇所にしっかり差し込まれているかどうかを確認してください。グラつきがある場合は新しいものに交換、ホコリをかぶっている場合は清掃を行います。端子の先端はまっすぐであることが通常の状態です。

差し込み方を誤ると、簡単に変形したり折れたりします。変形した端子ではうまく映像を出力できないことがあるのです。

また、長年アンテナケーブルを使用していると素材が劣化して使えなくなることもあるのです。アンテナ線には銅線が編み込まれており、無理な配線方法だとアンテナ線に負荷がかかり、皮膜が裂け、銅線が剥き出しになってしまうことがあります。しかも10円玉と同様、銅は酸化する金属です。酸化銅になると導電性がなくなってしまうため、電気信号も送れなくなります。皮膜が破れなければ酸化は基本的に考えにくいです。ですのでアンテナ線を確認する時は皮膜の裂けも一緒に確認しましょう。

エラーメッセージ

テレビを視聴中、急に画面が暗くなり、エラーメッセージが出ることがあります。エラーにはエラー番号と呼ばれるものがあり、エラー番号はエラーの原因を知る手がかりとなるのです。100番台ならB-CAS系のトラブル、200番台はアンテナレベルが低いときやチャンネル休止中、電波の状態がよくないときに表示されます。特に200番台のエラー番号をよく見かけます。

外的要因と内的要因があり、内的要因は以下の方法で解決可能です。

・テレビのチャンネル設定をやり直す
・配線ケーブルの繋ぎ直し
・B-CASの挿し直し、向きを直す

いずれも今すぐ試せる対処法ばかりですので、エラーが出たからといってすぐにアンテナの寿命と決めつけるのは時期尚早。また、外的要因は、

・台風などの影響
・チャンネルの放送休止
・電波障害

などがあり、ご自身では対応できないことですので復旧を待つことになるでしょう。

テレビアンテナを交換するメリット

テレビアンテナの寿命が近くなったら、交換しておくことがおすすめです。交換しておくことによって、「受信感度を上げる」「不安なく利用できる」という2つのメリットがあります。それぞれのメリットについて、詳しく紹介していきます。

受信感度を上げることができる

新しいアンテナに交換するメリットは、電波の受信感度を上げることができることです。アンテナの性能は進化しており、10年前に比べればだいぶ高くなっています。そのため、寿命に近いテレビアンテナを交換すれば、受信感度が高くなる可能性が高いのです。とくに「テレビの映りが悪い」「ノイズがある」などの症状がある場合には、テレビアンテナを交換するというのは選択肢の1つです。

不安なく利用することができる

不安なく利用できるのも、新しいアンテナに交換するメリットです。アンテナを支えている土台や針金が錆びている状態だと、台風などの強風でアンテナが折れてしまう可能性があります。台風が到来するたびに、「大丈夫かな?」と心配していてはきりがありません。そのため、設置してから長期間経過したテレビアンテナを交換することで、アンテナが落下する心配をしないで済むのです。

テレビアンテナは自力で交換できる?

テレビアンテナをチェックし、「寿命かな?」と感じたらテレビアンテナを交換するべきです。しかし、そこで気になるのが自分でテレビアンテナを交換することができるのかです。ここからは、テレビアンテナの交換について紹介していきます。

自力でも不可能ではない!

テレビアンテナの交換は、自力でも不可能なわけではありません。DIYが得意な人なら、自力でテレビアンテナを設置することができるはずです。ただし、テレビアンテナは屋根の上に設置することが多いです。高所での作業となり、危険なので安全第一で設置作業をするようにしましょう。

基本的には専門業者に依頼するのがおすすめ!

自力でも不可能なわけではありませんが、基本的にはテレビアンテナの交換は専門業者に任せるのがおすすめです。専門業者に依頼することによって、リスクを冒さずに新しいテレビアンテナを設置することができます。不要になったテレビアンテナの処分方法などについても、専門業者に相談することが可能です。無理して自分で交換するのではなく、専門業者に依頼するのがおすすめです。

テレビアンテナ以外の部品にも寿命はある

テレビアンテナに寿命があるように、周辺機器にも寿命があります。ここでは、分配器とブースターの寿命について解説しています。いずれも明確な耐用年数はありませんが目安があります。ただし、あくまで何事もなかったときの目安ですので、設置箇所や周辺環境の影響も受けることも考慮しましょう。

ブースターの寿命

ブースターはアンテナに届く電波が弱いときに電波を増幅させ、正常に受信できるようにする装置です。山間部や電波の送信場所から遠い場所にあったり、電波が届くまでに高いビルなどの障害物があるときに使います。ブースターには明確な寿命が存在しません。なぜなら使用環境によって大きく異なるからです。

ブースターには屋内用と屋外用があり、より過酷な環境下にあるのは屋外用です。どちらも設置場所はアンテナ直下、もしくはアンテナの近くです。屋外用の場合、いくら防水性に優れていても長年風雨に晒され、紫外線で素材が劣化しますので、中に雨水が染み込んでショートし、故障することも考えられます。

また、夏の高温下にも耐えなければなりません。防水性に優れているということは密閉性も高いため、熱がこもりやすいといえます。屋内用の場合、アンテナの近くとなれば、屋根裏や屋外に近い場所になってしまうため、対流が悪く熱がこもりやすかったり、湿気で機器の端子部分にサビが発生することもあるのです。

以上のことから、もしもブースターを交換する機会があるなら、テレビやアンテナと一緒に買い換えることをおすすめします。どうしてもブースターに耐用年数をつけるとしたら10年と考えましょう。テレビもアンテナも頻繁に交換するものではありません。年数を経ている分、保証も切れていますので、一緒に交換してしまった方が安心と言えるでしょう。

分配器の寿命

同じ建物の違う部屋で、複数のテレビを見ることができることを可能にするのが分配器。分配器を使用することで、アンテナからテレビまでのケーブルが長くなることによって起こる信号損失の差をなくすことが可能です。

設置箇所もブースターと近い位置で屋根裏が多いでしょう。分配器もブースターと同様に明確な耐用年数を断言できず、使用環境により左右されます。新しい家に設置された分配器と古い家に設置された分配器なら、前者の方が長持ちします。建築技術や家屋に使われている素材も確実に現在の方が良いからです。

分配器が外に設置される場合、屋外ボックスの中になります。ただし屋外は雨で劣化が進行します。劣化が進みショートすると分配器は使えなくなり、テレビも映らなくなります。また、ショートはしなくとも、水分により端子部分がサビて使用できなくなった例もあります。暖かい環境にあるため、虫が巣を作り、それが原因で正常に動作しないこともあるようです。

使い方でも差があり、分配器を複数台使用し、直列配線と並列配線にした場合もそれぞれ異なってきます。分配器の交換時期もブースターと同じく10年を目安にしてください。屋外ボックスや屋根裏は頻繁にチェックするところではないため、テレビやアンテナと同時に交換しておくと安心できるでしょう。

テレビアンテナの交換にかかる費用

テレビアンテナの交換費用は、業者に問い合わせ、現地調査、見積もりの順番で決定します。アンテナの種類や必要な機器により値段が変わってくるので現地調査をしてもらうことは必須です。電波の強さとお客の要望を伺い、適切なアンテナで取り付け工事を行います。ここではテレビアンテナの交換にかかる費用を概算で記載します。

八木式アンテナの場合

アンテナ単体だと、2,000〜10,000円の間で種類が豊富にあります。取り付け工事となると、アンテナを固定するマストやワイヤー、屋根馬が別で必要になり、15,000円〜30,000円程度が相場のようです。新築の場合、必要なものは全て購入する必要があるためもう少し高くなり、35,000円前後が相場になっています。

デザインアンテナの場合

デザインアンテナは、アンテナ単体で5,000円〜15,000円程度。アンテナ自体が少し高めです。ほとんどの場合、ブースターを必要とするため八木式アンテナより高くなる傾向にあります。よって単体設置・交換で20,000〜35,000円ほどとなっています。新築では40,000円前後が相場です。

BS・CSアンテナの場合

アンテナ自体はだいぶ安くなっており、5,000円から購入できます。ただしアンテナの角度を調整するのにも費用がかかり、単体設置・交換だと12,000〜20,000円です。4K8Kアンテナだとさらに3,000〜5,000円ほど高くなります。新築だと、BS・CSアンテナが60,000円前後、4K8Kアンテナが80,000円前後となっています。

まとめ

テレビアンテナの耐用年数ですが、基本的には10年ほどで寿命となるケースが多いです。しかし、すべてのテレビアンテナが10年でダメになるとは限りません。環境や種類によって、寿命は変わってくるのです。そのため、定期的にテレビアンテナをチェックし、破損や錆などを確認しましょう。あまりにも錆びついていたり、破損している場合には専門業者に相談したり、交換したりするのがおすすめです。

弊社は、テレビアンテナの寿命やメンテナンスについての相談にも対応しています。もちろん、新しいアンテナと交換する際の対応も可能です。テレビアンテナで疑問・相談がある場合、お気軽にお問い合わせください。

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