テレビが映らない?!地デジ・BSの電波障害、原因と対策まとめ

テレビが映らない?!地デジ・BSの電波障害、原因と対策まとめ

 

目次
1. 地デジやBS放送の電波障害について
 1-1. 電波障害とは?
 1-2. 700MHzの電波障害
 1-3. その他の電波障害
2. 電波障害の状態と確認方法
 2-1. はじめに状況を確認してみる
 2-2. テレビアンテナレベルの確認方法
 2-3. テレビアンテナレベルが低いとき
 2-4. テレビアンテナレベルが高すぎる場合
 2-5. ブースターや減衰器で対策をする場合
3. BS衛星放送・地デジ放送の電波障害の見分け方
 3-1. BS衛星放送の電波障害
 3-2. 地デジの電波障害が起こる原因
 3-3. 近くに遮蔽物がある
 3-4. 周辺に大きな建物がある
 3-5. 近くで強力な電波が発生
 3-6. 大気の状態による影響
 3-7. 雨による影響
 3-8. テレビアンテナに雪が積もっている
4. 地デジの電波障害が起きた際の対策方法
 4-1. 共同アンテナの設置
 4-2. テレビアンテナを調整・修理
 4-3. テレビアンテナの向きを調整
 4-4. セルフで調整してみる
 4-5. フィルターによる対策
 4-6. 正しい端子に接続されているか確認する
5. 専門業者に相談するのも選択肢の1つ
 5-1. テレビアンテナの工事費用の相場
6. まとめ

地デジやBS放送の電波障害について

一般的なテレビアンテナの種類イメージ

衛星から電波を受信するBS衛星放送やアンテナ塔から電波を受信する地デジ放送。きれいな映像で毎日テレビを観るのが日課という方も多いのではないでしょうか。

特定の地域におこる異常気象などによって電波障害がおき、テレビアンテナがずれてしまうことで電波キャッチがうまくいかず、楽しみにしていた番組を観ようとしたら「あれ?テレビが映らない…」という急なトラブルも最近では増えているように感じます。

BS衛星放送は専用のアンテナを購入し、高い場所へ設置後、向きを固定するだけで、キレイな映像が見られるメリットがあります。

※ お使いのテレビやアンテナによっては専用の機器も必要となるのでご注意ください。

BS衛星放送や地デジ放送などテレビが急に映らなくなった場合、テレビ本体の故障でなければ電波障害の可能性が考えられます。

電波障害を疑った際に、知っておきたいのが種類や原因と対策です。ここを理解しておくことで、適切な対応をすることができます。

そこで今回は、地デジやBS衛星放送の電波障害による「テレビが映らなくなった」際の種類や原因、対策を詳しく紹介していきます。

電波障害とは?

電波障害は、文字通り妨害などによって正常に電波を受信できない状態のことです。また、正常に電波を受信できないことで起こってしまう誤作動も電波障害の一種と言っていいでしょう。

近年は電波環境が改善されていて、電波障害は減少しています。政府も総務省が主導的に電波障害対策に乗り出しており、電波障害が減少傾向にあるのです。

しかし、今でも電波障害が起こることはあるため、テレビ本体が問題ないのに映らなくなったら電波障害を疑いましょう。テレビの電波障害の種類はおおまかに「700MHzの電波障害」と「その他の電波障害」の2種類にわけられます。

700MHzの電波障害

昨今の日本ではスマートフォンを使う人が増えたことから、もともとテレビの周波数帯だったところを、携帯電話の周波数帯として利用できるよう、総務省が再編成しました。

そのため、地デジ化前はテレビ用だった周波数帯に携帯電話が割り込んでいるため、電波障害が起きやすいのだと言われています。

その他の電波障害

地デジ化によって電波障害が起こりにくくなりましたが、テレビに供給される電波や信号の量が少なかったりする場合に電波障害が発生しやすくなっています。

電波障害の理由は主に3つ
① 大きな建物が近くに立っていて電波を遮断している
② 近くでほかの強い電波が出ており、干渉されている
③ 台風などの悪天候で電波が安定しない。

電波障害の状態と確認方法

テレビが映らなくなった際にまずはテレビの設定を確認するイメージ

電波障害が起こった場合、主に「ブラックアウト」「ブロックノイズ」の2種類どちらかの現象が発生するのが一般的です。

ブラックアウトとは、テレビの画面が真っ暗になってしまう現象のことを指しています。この場合、「受信できません」もしくは「E202」というエラーが表示されることがあります。

E202とは電波の受信ができない状態のことであり、これらの表示がされた際には電波障害の可能性が高いです。ブロックノイズは、画面に細かいブロック状のノイズが発生する現象のことを指しています。

イメージとしては、アナログ放送時代の砂嵐やノイズを想像してもらえるとわかりやすいかもしれません。他にも音声にノイズが発生するケースもあり、これらの状態になった際には、電波障害かもしれません。

上記の電波障害が起きると、テレビに十分な電波が届いていない状態になり、映像の乱れやテレビ画面にエラーコードが表示されるようになります。

使用中のテレビに「E202」や「E203」のコードが表示されたら、「何かの原因」でテレビに電波が届いていないことになります。

 

はじめに状況を確認してみる

掃除などでテレビ周りを掃除したときに、テレビアンテナのケーブルが外れてしまうことがあります。

以下の三つが外れていないかちゃんと確認する必要があります。
① テレビ裏の端子
② レコーダーアンテナ機器のテレビ周辺の端子
③ ケーブルや壁面テレビ端子

 

テレビアンテナレベルの確認方法

それぞれの接続を確認しても使用中のテレビに「E202」や「E203」のコード表示や乱れが生じている場合は、テレビのアンテナレベルを確認してみてください。

アンテナレベルは設定画面から確認することができます。アンテナレベルを確認するには「テレビの受信設定」メニューを開き、ゲージを確認します。

ゲージの振り幅は最小で0、最大で72です。このゲージの数字が大きすぎても少なすぎてもいけません。

 

テレビアンテナレベルが低いとき

アンテナが受信したテレビ信号を増幅する「ブースター」と呼ばれる機械があります。電波レベルが低い場合は、届く電波が弱いことを意味します。

低すぎる場合は全く視聴できなくなってしまうのでその場合は「ブースター」という部品を設置しアンテナが拾う電波を増幅させます。

また、携帯電話基地局の近くの場合は、このブースターが携帯電話の周波数帯から干渉を受け、正常にテレビが見られなくなってしまうことがあります。

 

テレビアンテナレベルが高すぎる場合

電波レベルが高すぎるために、映像にノイズが映ってしまったり、映像が全く映らなくなってしまう場合は、「減衰器」という部品を使用してみることで解決する場合があります。

この機械を設置することによって、電波レベルを調整し高すぎる電波レベルを抑えることが可能となります。

 

ブースターや減衰器で対策をする場合

自分で行うことも不可能ではないですが、失敗するリスクを避けるためには専門業者を利用するのがいいでしょう。

使うブースターやフィルターなどについても、相談することも可能ですし話してみてから自身で修理をするかを選択てきるので、まずは専門業者に相談することをおすすめします。

 

BS衛星放送・地デジ放送の電波障害の見分け方

高いビルによりテレビアンテナの電波が遮断されるイメージ

地デジ放送テレビが急に映らなくなった場合、その原因は電波障害とは限りません。そのため、電波障害によるものなのか、それとも他の原因があるのかを見分ける必要があります。

見分け方としては、アンテナからテレビの接続に問題ないのかチェックすることです。アンテナの方向が変わっていないか、テレビの端子にしっかり接続されているのかを点検していきましょう。

台風による強風や鳥が原因でアンテナの向きが変わっているケースもあります。また、近隣の方に地デジ放送を視聴できているのか聞いてみるのも見分け方の1つです。

近所でも電波障害が起きているなら、自宅のアンテナやテレビは問題ない可能性が高くなります。そのため、お近くにテレビの受信状況を伺うことができる相手がいる場合はきいてみるのがおすすめです。

 

BS衛星放送の電波障害

BS衛星放送については専用のパラボナアンテナが必要です。BS衛星放送専用のアンテナがなければ受信できませんのであらかじめ把握しておきましょう。

また、一部のテレビだけ映らない場合は、テレビ本体の故障も考えられます。

 

地デジの電波障害が起こる原因

電波障害が起こってしまう原因は1つではありません。いくつかの原因が考えられ、場合によっては複合的なケースもあります。そこでここからは、電波障害となる原因を紹介していきます。

 

近くに遮蔽物がある

近くに遮蔽物があった場合、遮蔽物よりアンテナを高くすることでアンテナレベルが向上し映像が映るようになります。

ただ、アンテナを高くする作業は高いところに登らなければならないため、なれていない一般の方には危険が伴いますので、アンテナ工事専門のプロに依頼することをおすすめします。

 

周辺に大きな建物がある

周辺に大きな建物がある場合、それが電波障害の原因となっている可能性があります。電波塔と自宅の間に大きな建物(ビルなど)が建った場合、電波が遮蔽されてしまいます。

これによって、正常に電波を受信できなくなってしまうことがあるのです。そのため、電波塔方向に高層ビルなどが建設される際には要注意です。

 

近くで強力な電波が発生

周囲で強力な電波が発生することによって、電波障害となる可能性もあります。強い電波は他の周波数帯に影響を与えるケースがあり、電波障害を引き起こすことがあるのです。

よくあるのが、自衛隊の基地からの電波やトラックなどの無線による電波などが挙げられます。アマチュア無線も地デジの電波を妨害してしまうことがあるので注意してください。

 

大気の状態による影響

大気の上層には電離層があり、この領域では電波を反射する性質を持ちます。この電離層の状態は、大気の変動に影響されて乱されることがあります。

電離層が乱れると遠方の電波を受信してしまい、電波障害となってしまうことがあるのです。

 

雨による影響

雨は電波吸収する性質を持っており、強い雨だと電波が雨に吸収されてしまうことがあります。その結果、電波障害となってしまうことがあるのです。

ちなみに、雨が原因での電波障害はBS放送の電波で起こりやすくなっています。その理由は、BS放送で使用されている電波周波数帯の電波が雨に吸収されやすいからです。

ただ、地デジの電波も雨に吸収されることがあるため、大雨の際には要注意です。

 

テレビアンテナに雪が積もっている

テレビアンテナに雪が積もることで映像が映らなかったり、録画できなかったりする場合があります。このような場合、まず屋根に上ってアンテナの雪を取り除かなければなりません。

海外のネットショップではアンテナ用の防雪カバーが売られているようですが、日本では雪の多い地域にあわせてはじめからアンテナに防雪カバーがついているものもあるようです。

他にも撥水スプレーをアンテナにかけることで雪が積もりにくくなり、雪解けした水滴からアンテナを保護してくれることもあります。

ですが、安易にスプレーを厚塗りしすぎると受信効率が悪くなる可能性や、撥水スプレーをかけることで劣化する箇所もあるのでご注意ください。

関連ブログ:テレビのアンテナレベルが安定しない!原因と対処方法を解説

 

地デジの電波障害が起きた際の対策方法

 テレビが映らないときの対策としてアンテナを確認してみる

頻繫に地デジの電波障害が起こってしまえば、安定したテレビ視聴ができずストレスがたまります。安定したテレビを視聴するためには、いくつか有効な対策があります。

ここからは地デジの電波障害対策方法を紹介していくので、参考にしてみてください。

 

共同アンテナの設置

地デジの電波障害を防ぐ対策では、共同アンテナを設置する方法が有効です。共同アンテナを設置することにより、テレビ電波を受信しやすくなります。

そのため、電波障害の対策となるのです。大きな建物が建ったことによる電波障害の際に、共同アンテナを設置するという対策はとても有効となります。

ただし、この対策方法だと維持費がかかるなどのデメリットもあるので注意してください。

 

テレビアンテナを調整・修理

電波障害の原因がテレビアンテナにある可能性もあります。例えば、台風などでテレビアンテナの向きが変化していればテレビが映りにくくなります。

そのため、テレビアンテナをチェックし、調整するのも対策となります。また、アンテナが故障しているようであれば、修理・交換することも必要です。

 

テレビアンテナの向きを調整

実際にテレビアンテナを調整するポイントは、「地デジは近くの電波塔」「BS衛星放送の向きは南西」が一般的です。アンテナは赤道上にある人工衛星に向けて設置する必要があります。

赤道は日本のちょうど「南西」に当たります。アンテナの向きは雨風によってすこしずつズレていってしまうことや、台風の後などは大きく方向が変わってしまいことがあります。

衛星放送のアンテナは一方向から電波を受信することは得意ですが、多方向から電波を受信することはできません。そのため、きっちりと「南西」方向に方位調整する必要があります。

地デジは近くの電波塔を調べて方向を合わせるのが基本的ですが、途中に遮蔽物などがありアンテナレベルが低いという状況もあるのでうまくいかない場合は他の電波塔を試してみるかブースターで増幅させるなどの対応も必要になってくる場合もあるでしょう。

 

セルフで調整してみる

自分自身で調整する場合、まずアンテナにはネジがついていることを確認してください。ネジを緩めて、角度を調整することができます。お持ちの方位磁石やスマートフォンのアプリなどで「南西」方向を確認したら、その方向に合わせてアンテナを動かします。

アンテナは思っている以上に重く大きいため、落としたりしてしまう可能性があるのでアンテナ調整は必ず二人以上で行うことをおすすめします。

またテレビアンテナの寿命はおおよそ10年と言われています。どうしても直らない場合は、アンテナを使い始めて何年経つか確認してください。

 

フィルターによる対策

テレビアンテナにフィルターを設置することも、電波障害の対策になります。フィルターは地デジを視聴するのに必要のない電波をカットする装置です。

これにより、他の電波を受信して電波障害を引き起こすリスクを抑える効果が期待できます。

 

正しい端子に接続されているか確認する

それでもテレビが映らなかった場合は配線を確認してみてください。地デジや衛星放送を見るためには、様々な配線を正しいところに繋げなければなりません。

すべての配線が正しくつながっているかきちんと確認してください。また、配線に損傷があると、新しいものに交換しなくてはなりません。

 

専門業者に相談するのも選択肢の1つ

 テレビアンテナを専門業者に依頼した際の費用を算出するイメージ

地デジの電波障害の対策としては、専門業者に相談するのも1つの手段です。電波障害の原因に合わせた対策を取るべきなのですが、セルフで修理するとなると原因を簡単に見極めることができません。

原因がわからないまま独自の対策をし、失敗してしまえばムダになってしまいます。例えば、アンテナの故障が原因だったのに、他の面から対策を講じても意味がありません。

そこで専門業者に相談することがおすすめです。専門業者なら、確実に原因を突き止めることができます。対策についてもアドバイスを受けることができ、状況に合わせたベストな対策を実行することが可能です。

もちろん、そのまま対策を依頼するというのも問題ありません。ベストの対策を講じるためにも、専門業者に相談するという手段は有効となっています。

工事は2〜3時間で終わるので、原因が見つからずに時間を浪費してしまうより、プロに任せた方が早いこともあります。

 

テレビアンテナの工事費用の相場

地デジや衛星放送のアンテナ工事の相場は業者にもよりますが、安いところで15,000円程度といわれています。ただ衛星放送の場合、2K放送と4K、8K放送がありますので、どちらを選択するかによって値段は大幅に変わってきます。

2K放送の場合、相場は15,000円程度となり4K、8K放送の場合は30,000円前後となります。こちらの相場は変動することもあるので、あくまで目安としてお考えください。

また、高い金額でアンテナ工事を請求する悪徳業者もいるので、ご注意ください。

 

まとめ

地デジの電波障害は、高い建物や近くでの強力な電波などが原因で起こることがあります。電波障害がよく起こるなら、防ぐための対策をするべきです。

対策方法としては、「共同アンテナの設置」「アンテナの調整・修理」「ブースターやフィルターの設置」などが挙げられます。いずれの対策も効果が期待できるのですが、電波障害の原因に合わせた対策をするのがベストです。

しかし、セルフで修理するとなると原因を突き止めるのは難しいでしょう。そこで、専門業者に相談して原因を調べてもらい、対策のアドバイスをもらうのがおすすめです。

弊社・アンテナテックでも無料相談を行っています。電波障害についての相談にも対応しており、スピーディーな対策が可能です。アンテナに問題があった場合、修理も可能となっています。

ぜひお気軽に、アンテナテックにお問い合わせください。

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