
こんなの聞いてない💦

転職失敗した…
ネットやSNSを見ると転職に失敗した例も目にしますよね。転職を失敗したくないと誰もが思います。私は社会人から看護師免許を取得し30歳で新人看護師としてデビューしました。その後転職し現在の職場で働いています。
看護師が転職に失敗するのはメリットばかりに目がいき、デメリットを考慮しておらず、情報収集不足が原因です。完璧な職場はありません。条件も大切ですがデメリットを考慮することも大切です。
今回の記事では看護師の転職失敗例、ブラック病院の見分け方を解説します。自分に合った職場へ転職できるよう対策を踏まえて解説していきます。
よくある看護師の転職失敗事例

求人票と現場のギャップ
一番多いのがこれです。「残業少なめ」「アットホーム」という言葉を鵜呑みにして入職したけれど、実際は慢性的な人手不足で、常にバタバタというケース。
面接時に具体的な平均残業時間や人手不足でないか把握しておかないと、入ってから「話が違う!」となりがちです。口コミなど情報収集を徹底しておきましょう。
人間関係
人間関係の失敗もよくある事例です。
Q.
転職後の職場で人間関係が上手く築けない看護師です。 4年勤務していた総合病院を辞めて、3ヶ月前から小さなクリニックで働き始めました。看護師は私含め2人しかいません。
今まで働いてた分野と違うこともあり、分からない事も多く、また覚えも悪いため注意されることが多いです。怒られると次はちゃんとしなくちゃ、と思い焦ってまたミスをする、を繰り返してしまいます。「こんなのもできないあなたの気持ちが分からない」「さっき見てたでしょ?」「全然できてない」など言われたり、舌打ちをされたり…心が折れそうになりながらも今日まで頑張ってきました。最近は会話もなく話すタイミングは怒られる時のみです。前の病院ではあまり怒られたりはなく、他の看護師とも仲良くできていました。看護師としてある程度のことはできるようになっている、と思っていました。他のスタッフにも話しかける勇気や元気もなく毎日誰とも話さず、毎日怒られるだけになってしまいました。まだ3ヶ月なので転職はあまりしたくないですが、どうすればいいか迷っています。

人間関係は入職してみないと分からないこともありますが、完璧な職場はありません。
「262の法則」をご存知でしょうか?
どんな集団でも「好意的な人2割・どちらでもない人6割・嫌いな人2割」に分かれるという人間関係や組織の法則で、これは避けられないため、気にしすぎず、好意的な2割や中立的な6割の人との関係を大切にすることがストレス軽減につながります。
「262の法則」「パレートの法則」で心がラクになる【人間関係や仕事の成績で悩むあなたへ】
今の環境から逃げることが目的になっている
今の職場が辛くて、「とにかく今すぐここから離れたい」という一心で次の職場を選ぶと、同じような悩みを繰り返す可能性があります。「何が嫌で辞めるのか」だけでなく、「どこで、どんな風に働きたいか」というポジティブな軸がないと、次の職場でも「やっぱりここも合わない」と負のループに陥りやすいです。
条件(給与・休日)だけで決めてしまう
年収や休日の多さだけで飛びつくと、仕事内容や忙しさが自分のキャパシティを超えていて、結局長く続かないというパターンです。給与が高いのには理由(激務、オンコール頻度、責任の重さ)があることがほとんどです。「今の自分にとって、何を優先し、何を妥協できるか」の優先順位が整理されていないと後悔します。
看護師の転職、失敗しないためのポイント

絶対に譲れない条件を1つだけ決める
「給料も高くて、休みも多くて、人間関係も良くて…」と欲張ると、軸がブレて判断を誤ります。残業なしが1番なら、多少給与が下がっても妥協しない。逆に給料が1番なら、ある程度の忙しさは覚悟するなど優先順位が明確にあると、迷った時の判断基準になります。メリットはもちろんその職場でのデメリットも把握しておきましょう。
見学で現場のリアルを掴む
求人票の文字情報よりも、現場の「空気感」を直接感じるのは大切です。 面接の前後で必ず職場見学を依頼しましょう。主なチェックポイントです。
・スタッフの表情と身だしなみ
疲れ切って目が虚ろ、髪やユニフォームが乱れている、挨拶をしても無視される職場は、心に余裕がないサインです。
・ナースステーションが整理整頓されているか
書類が山積み、ナースコールが鳴りっぱなし、物品配置がバラバラ。これは業務フローが破綻しているブラックな環境の可能性が高いです。
・掲示物の内容
職場の掲示物から組織文化が読み取れます。患者・家族の声、研修ポスターなど整理されていると良好な職場環境であることが多いです。
なぜその求人が出ているかを推測する
常に求人が出ている病院や施設には、それなりの理由があります。採用担当者に「増員(忙しいための補充)」なのか「欠員(退職者の補充)」なのかをさらっと聞いてみましょう。急成長中の施設なら良いですが、慢性的な欠員補充の場合は、教育体制が整っておら入職初日から放置されるリスクがあります。
教育・フォロー体制を具体的に確認する
中途採用でも施設が変わればやり方も違います。手順や物品配置が違うだけで経験が合っても最初は動けません。そのため教育・フォロー体制は大切です。事前に中途採用者向けのオリエンテーションの有無、プリセプターのような相談役はつくのかを確認しておきましょう。
辞める理由をポジティブに言い換えておく
不満が理由の転職でも、面接でそのまま伝えると「またすぐ不満で辞めるかも」と思われます。現職の不満を次の職場で実現したいことに変換することが大切です。
・NG: 「残業が多くて疲れた」
・OK: 「一人ひとりの患者さんと向き合う時間を確保し、質の高い看護を提供したい」
自分の気持ちが前向きに整理され、面接官への印象も劇的に良くなります。
看護師の転職ブラック病院の見分け方

一般的なブラック企業について
・労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
・賃金不払残業や、いじめ・嫌がらせ等のパワーハラスメントが横行する等、企業全体のコ ンプライアンス意識が低い
・採用時に合意した以上のシフトを入れる
・退職を申し出た際に「ノルマ」や「罰金」を理由に辞めさせない
求人票に現れる「危険信号」
魅力的な求人票はには裏があることが多いです。

求人票を鵜呑みにせずにその裏まで考えましょう。口コミや転職エージェントに相談すると内部事情も教えてくれます。
「離職率」と「年齢層」の偏り
中堅層(30代〜40代)がごっそり抜けている職場は要注意です。
業務の偏りと負担増:が増し中堅層が担うべき役割(リーダー、委員会活動など)を、上になればなるほど、あるいは若手が背負うことになり、残業や疲弊感が強まります。

また、新卒や新人へのフォローアップが難しく、相談できる相手がいないため、新人離職が加速しやすいです。さらに若手ばかりでは専門知識や緊急時の対応が不足し、安全な看護の提供に支障が出る可能性もあります。
面接官にぶつけるべき逆質問
ブラック病院は、具体的な数字を聞かれるのを嫌がります。
| 質問内容 | 意図(ここをチェック!) |
| 「有給休暇の消化率はどのくらいですか?」 | 「付与」ではなく「消化」の実績を聞く。濁す場合は休めません。 |
| 「前任者の方は、どのような理由で退職されましたか?」 | 具体的な理由が出てこない、または前任者を悪く言う場合は地雷です。 |
| 「勉強会や委員会は時間内に行われますか?」 | 「基本は時間外」「自己研鑽だから無給」と言われたら、サービス残業が常態化しています。 |
口コミサイトの「鮮度」を確認
ナスコミなどの口コミサイトを見る際は、投稿日に注目してください。
1〜2年前の悪い口コミは現在も改善されていない可能性が高いです。反対に直近の不自然に良い口コミ病院側が「サクラ」として投稿させている、または指示しているケースがあります。

また、面接の時間を夕方など忙しい時間帯に設定してもらうことです。バタバタしている時のスタッフの言葉遣いや態度は、隠しきれない本性が一番出ます。
看護師の転職は何回でも挑戦できる

看護師は国家資格という強い武器があるため、一般職に比べれば何度でも転職が可能な職種であることは間違いありません。慢性的な人手不足もあり、3〜5回程度の転職経験があっても即戦力として歓迎されるケースは多いです。
しかし、「何回でもできる」と「条件が良くなる」は別問題です。
あまりに短期間の離職が続くと、採用側は「忍耐力がない」「またすぐ辞めるのでは?」と警戒します。「なぜ辞めるのか」「次はどうなりたいか」という一貫したストーリーを持つことが、失敗しない転職の鍵となります。

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