子育てをしながら看護師として働くことに、不安を感じていませんか?
「ママ看護師は外来やクリニックが向いている」「病棟は大変そう」というイメージを持つ方は多いです。
私は1児のママで病棟経験8年、育休を経て復帰後も夜勤ありのフルタイムで復帰し、現在も子育てと仕事を両立中です。
ママ看護師が病棟看護師が向いている理由と現場で感じてきたメリット・デメリットの両方を踏まえてお伝えします。
この記事を読めば病棟で働くという選択肢が増え、自分に合う働き方の判断基準や後悔しない職場選びができます。子育て中のママ看護師は、病棟看護師が向いている人はたくさんいます。ママ看護師で働き方に悩んでいる人は最後まで読んでください。
病棟看護師の仕事内容

一般的な病棟看護師の役割です。
・バイタルサイン測定、観察
・ケア、処置、検査、手術前後の介助
・日常生活援助
・家族支援、退院支援
・多職種連
病棟看護師の仕事は、入院患者さんの生活と治療を24時間体制で支えることです。毎日のバイタルサイン測定や全身状態の観察を通して小さな変化に気づき、異常の早期発見に努めます。
点滴や注射、創処置、検査の介助、術前・術後のケアなど医療処置も重要な役割です。また、食事・排泄・清潔ケアなど日常生活援助を行い、その人らしい生活を守ります。

ご家族への説明や精神的サポート、退院後の生活を見据えた退院支援も欠かせません。医師やリハビリ、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種と連携しながら、チームで患者さんを支える専門職です。
ママ看護師が病棟看護師が向いている理由

シフト勤務のため希望休みがとりやすい
病棟はシフト勤務のため平日、土日祝関係なく働きます。その為土日に子どもと過ごせない時間が多くなりますが、希望すれば1カ月の間どこかで土日休みももらえますし、平日休みもとりやすいです。
行事や通院などに合わせやすいのがメリットです。
夜勤もして収入をある程度確保したい
夜勤をすると手当がつくため年収が高くなります。子育ては何かと費用がかかります。ある程度収入を確保したいママ看護師は夜勤をすると良いでしょう。
また、夜勤をするメリットとして時間も有効活用できます。
夜勤の前はゆっくり朝起きて子どもを送り出し、夜勤まで家事や自分の用事を済ますこともできます。

夜勤明けも平日であれば、子どもは保育園や小学校に行っているため帰宅後ゆっくりと休むことが可能です。
スキルが維持出来る
バイタルサイン測定やフィジカルアセスメントを毎日繰り返すことで観察力が磨かれ、小さな変化にも気づける力が養われます。急変対応や術前・術後管理など幅広い症例を経験するため、臨床判断力も自然と鍛えられます。
病棟看護師が向かない人

土日休みが欲しい
病棟は365日24時間体制のため、土日や祝日もシフト勤務が基本であり毎週必ず休むのは難しいのが現実です。家族との予定や子どもの行事を優先したい場合は調整が必要になります。

土日休みを最優先にするなら外来やクリニックなど、カレンダー通りに働きやすい職場を選ぶ方が働きやすいでしょう。
夜勤ができない
働き方の見直しで日勤常勤や時短勤務などを導入している病院が増えていますが、基本的に病棟勤務は夜勤があります。

始めは日勤常勤で働いていたのに、人手不足で夜勤をして欲しいと頼まれるケースも少なくありません。
また日勤勤務は検査や手術、入退院など忙しく残業や連勤となると大変です。日勤常勤希望であれば病棟以外の働き方が向いている人が多いです。
体力がない
患者さんの体位変換や移乗介助、清潔ケアなどは想像以上に体力を使います。特に全介助の患者さんが多い病棟では、1日に何度も中腰や前かがみの姿勢を繰り返すため、腰や足への負担が大きくなります。
また病棟看護師はとにかく歩きます。ナースステーションと病室を何往復も行き来し、処置やコール対応、検査出しなどで常に動き回っています。

1日で1万歩以上歩くことも珍しくありません。
さらに日勤・夜勤の交代制勤務は体内時計に負担をかけ、睡眠の質も下がりやすくなります。これが慢性的な疲労につながります。
急変対応や緊張感の高い場面が続くことで、精神的なエネルギーも消耗します。身体だけでなく、心の体力も必要なのが病棟勤務の特徴です。
失敗しない病棟の選び方

失敗しない病棟の選び方は、自分の生活スタイルや価値観に合う職場環境を見極めることが大切です。特に子育て世代やワークライフバランスを重視する場合、いくつかのポイントを事前に確認しておきましょう。
子育て世代の割合の確認
同じライフステージの看護師が多い職場は、休みやシフトの相談がしやすく、互いにフォローし合える文化が根付いていることが多いです。子育て中のスタッフの定着率や育休・時短勤務の実績なども参考になります。
夜勤回数の平均
夜勤が多すぎると体力的にも負担が大きくなり、家庭との両立が難しくなります。月平均の夜勤回数が何回か、希望シフトの融通が利くかを面談時に質問しておくと安心です。
残業時間
残業が常態化している職場は、業務効率や人員体制に課題がある可能性があります。実際の平均残業時間や定時で帰れる仕組みの有無を確認し、働き方のイメージを明確にしましょう。
休みのとりやすさ
休みのとりやすさも見逃せません。有給取得率や希望休の通りやすさ、連休が取れるかどうかは、長く働く上での満足度に直結します。
ママ看護師が働きやすい病棟
ママ看護師が働きやすい病棟は主に以下の病棟になります。

・療養型、慢性期病棟
・回復期リハビリテーション病棟
・緩和ケア病棟
・精神科病棟
療養型・慢性期病棟
症状が安定している患者様がメインで、急な対応が少ないため、計画的に業務を進めやすいです。
回復期リハビリテーション病棟
リハビリ目的の入院が多く、日中の看護・介護業務が中心となるため、定時で帰りやすい傾向にあります。
緩和ケア病棟
苦痛の緩和が目的であり、急性期のような慌ただしい検査や処置が比較的少ないです。
精神科病棟
患者様の状態が安定している場合、業務がルーティン化しやすく、残業が少なめです。病院により状況は違いますがご紹介した病棟であれば定時で上がりやすいことや比較的落ち着いているため負担が少なく子育てと両立しやすいでしょう。
大切なのは「自分に合っているか」

子育て中のママ看護師は、外来やクリニック勤務のほうが働きやすく、病棟は大変というイメージを持たれがちです。確かに夜勤やシフト勤務があるため調整は必要ですが、実は病棟ならではのメリットも多くあります。
平日休みが取れることで学校行事に参加しやすかったり、急な休みにもチームでフォローし合える体制が整っている職場もあります。また、幅広い症例を経験できるため看護スキルを維持しやすく、将来のキャリアの選択肢も広がります。大切なのは「自分に合っているか」という事です。
夜勤回数や残業時間、サポート体制など自分の状況に合う環境かを見極めることが大切になります。家庭の状況や体力、優先順位を整理し、無理のない働き方を選ぶことが長く続けるコツです。

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